来週からは新年度ですね。
新社会人になる方々、おめでとうございます*1。
人生はマラソンゲームです。大丈夫、大丈夫ヽ(´▽`)/
落語のマクラじゃないけど、新入社員研修のときや、配属研修のとき、必ずする話がありました。
1. 貯金はしたほうがいいよ。
2. 土日の休みのうち、半日(3時間)でいいから、何かのテーマで勉強をしなさい。
3. 仕事の見取り稽古をするんだ。
配属されて半年くらいするとね、会社の課題や職場の課題がみえてくる*2。その課題に部長や課長、先輩がどう取り組んでいるか、どう取り組もうとしてるか、どう判断してどう動くのか、じっくり観察するんだ。
おっと、意見を言うのはまだちょっと早いかな。でも、そのうち:
・「なんであんなやり方をするんだろう、もっといい方法もあるのに」と思うこともあるだろうし、
・「なるほど、ああすればいいのか!」と気がつくこともある。
それをね、文章・メモにして、口に出してその文章を読んでみるともっといいよ。
これを「仕事の見取り稽古」と言う*3。
そのうちにね、この人、仕事ができるな〜って言う人がみえてくる。配属された当初、人生や仕事を熱く語る先輩や上司、そんな人がそのまま「できる」人であることももちろんあるけど、見かけ倒しの口先野郎であることも多い。実は、もさっとして冴えないオヤジだなな〜こいつ、みたいなタイプの人が、二枚腰、三枚腰の交渉の達人だったりもするので面白い。
そんなできる人を見つけて、その人を観察して、見取り稽古をする。
ビジネスの判断と行動の見取り稽古。これやっとくとね、これやる癖をつけておくとね、将来とっても役に立ちますよ〜!
もちろんそんな「見取り稽古」 をやってることを先輩や上司、あるいは同僚に話す必要はないです。むしろ黙っておきましょうね。
仕事の見取り稽古については別の記事でも書いていますので、よかったら読んでください。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
© 朽木鴻次郎
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*1:「新入社員の皆さん、ぼくは今は『おめでとう』とは言いません。定年を迎えて無事退職するとき初めて『おめでとう』と申し上げたい」と毎年スピーチするのが A-さんでした(ぼくより6歳ぐらい年下の人)。単に人と違うことを言って目立ちたいだけの人だったな。... ていうか、定年退職者には「おめでとう」ではなくて「お疲れ様でした!」なんじゃないの? それに新人が定年で退職するとき、あんたもう人生を退職してるでしょっての!
*2:四月からそれが何かをよーく観察してね。
*3:大昔、危機管理の佐々淳行さんの本でこの方法を読みぼくはそれをやってみました。本はほとんど処分してしまったので間違えていたらごめんなさい。