〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

心配性なわたし

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将来のことを考えると不安になるのは、生物としての人間としてはしょうがない的なことをどこかで読みました。


人類の進化の長い過程をへて、気まぐれなDNAによってわれわれの思考がそうプログラムされているそうです。

 

なるほどね、ぼくが定年後や会社を辞めた後とか、老後とかに不安を感じるのも、その不安をあおる人たちが多いからなのも理由の一つなんだろうけど、不安を感じるというのは、人間としての正しいリアクションだったんですね。


悲観的に考えて、慎重に慎重にを重ねてきた人たちが、災害や外敵から生き残って生き延びてきたという何万年もの人類の歴史がある。僕たちのご先祖さまは心配性の人たちだったので、僕たちの思考の傾向も心配性になっているらしい。

 

一方で、妙なことについては楽観的に判断することがあるらしい。僕も以前買っていましたが、宝くじなんかがそうらしい。確率・期待値を考えたら、絶対損するらしいですね。

 

でも、夢がある。

 

ある種の事象については、現実に起こりうる確率よりも、人間の脳はより不安に感じたり、より楽観的に思ったりするようです。

「朝三暮四」を笑えないということですな。ん?ちょと違うか。

 

心配性である一方で、夢を見て、冒険を好むという性格傾向がなければ、アフリカで誕生したという人類が、世界中に広がって生き延びるという現在にはいたらなかったんだろうね。

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

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