あいつの考え方は間違っている。しかし、何十年も首尾一貫して間違っているから偉い。
偉いのか偉くないのか...ヽ(´▽`)/
一貫性の罠、だったかな、間違っていても「一貫して」間違っていることに敬意を評する傾向が人間にはあるそうな*1。
今、NHKの大河ドラマで「西郷どん(せごどん)」を面白く観ている。なぜかというと鈴木亮平と瑛太と北川景子が好きだからだ。それはともかく。
開国をすすめる幕府を「攘夷」と批判した人たちは、明治維新後どうなったんだろう。ころっと変節したんだろうな。「間違ってた...!」って思ったんだろうか? 開国派を「天誅!」って殺した人も維新後生き残っていたんだろうな。
佐久間象山先生*2は開国を唱え続けて、京都三条木屋町で殺される。殺したのは肥後の河上彦斎という人で、維新後も攘夷の考えを曲げず、危険人物扱いされて結局は獄死。
今年の大河でどこまで描かれるかはしらないけど、西郷隆盛も征韓論を唱えて政争に破れ、新政府は西郷の征韓論は封じるもののすぐに台湾に出兵したりする。結局西郷は下野して挙兵、ついには大久保(瑛太)に殺されてしまう。
自分だったらどう生きたろう。うまく時代を泳げたような気もするし、できなかったような気もします。生き延びるってむずかしいな。
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