京都市営地下鉄「蹴上」駅で降りると、すぐに蹴上インクライン跡があります。琵琶湖の拠点大津と京都とを結んだ物資輸送の生命線、主には船舶での行き来だったのですが、高低差のあるルートの一部を傾斜鉄道(インクライン)とした。
明治維新で衰退し始めた京都の経済活政策として始まり、インクラインの利用は戦後まで続いたそうです。
インクラインとはいうものの、ここから観るとディクライン、なはははははヽ(´▽`)/
少し北に行くと南禅寺への参道に到着します。
門をくぐって左手に回る。
雄大な山門。境内の景色を三つの「ましかく」に切り取っている。
すごいね、昔の人の美的感覚。今、写真を見直してもすごい。オレの写真じゃなくて、この山門の構造とそこから見える風景です。
...当たり前か...ヽ(´▽`)/
南禅寺は秋に紅く色づくもみじで有名ですが、新緑のもみじも目に鮮やかですよヽ(´▽`)/
山門をくぐって、本堂へ向かいます。秋にはこれが真っ赤っか!
本堂を右手に回ると「水路閣」が現れます。この上に琵琶湖から水を通して、京都に供給していたのですな。二時間サスペンスドラマとかでよく撮影に使われたりする名物スポット。
それだけに人も多いですよヽ(´▽`)/ 善哉、善哉!
内側から見た山門。やっぱり「ましかく」に景色が切り取られているのはすばらしい。
「ましかく」を「ましかく」にトリミングヽ(´▽`)/
六月の南禅寺は初めてだ。素晴らしい。
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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