2026-01-01から1年間の記事一覧
近年、「攻めの法務」「攻めの人事」「攻めの〇〇(管理部門)」といった言葉をよく見かけるようになりました。 背景にある問題意識は理解できます。管理部門が「NOと言うだけ」「現場を止めるだけ」と見られてきた反動なのでしょう。だからこそ、事業を理解…
【ウェビナーアーカイブ配信のお知らせ】2026年6月25日(木)、ご好評いただいたウェビナーのアーカイブ配信を行います。9:00〜23:59 いつでもご視聴いただけます。 テーマは「その取引、なぜGOしてしまうのか― 判断を誤らせる『3つの罠』と取引先リスク判断…
先日、友人を訪ねて、母校一橋大学、東京都下国立を訪れ、学生時代によく通った喫茶「ロージナ茶房」に立ち寄って、名物「ザイカレー」をいただきました。かなり量が多かったような記憶があったので、もう食べきれないかな、と少し心配しましたが、シニアな…
この度企業研究会主催のオープンセミナーにおいて、講師を務めます。 交渉や折衝の現場では、理論や原則だけでは乗り越えられない局面に直面することが少なくありません。いわば「理屈が通じない壁」です。 本セミナーでは、私が法務として34年間実務に携わ…
あの時、こうしていれば—— そんなふうに思うことはありませんか。 中国配信ドラマ「你好1983」を見ていると、自分の新入社員の頃と重なり、どこか甘酸っぱい気持ちになります。 1984年、新入社員のぼくは広州に長期滞在していました。当時の中国といえば、広…
<本ウェビナーは大変好評をいただき終了いたしました> 【ウェビナー登壇のお知らせ】2026年4月16日(木)14:00〜15:30、オンラインセミナーに登壇します。テーマは「その取引、なぜGOしてしまうのか― 判断を誤らせる『3つの罠』と取引先リスク判断の設計」…
クアラルンプールのモノレール駅に「ハン・トゥア(Hang Tuah)」という駅があります。三井不動産が開発したショッピングモール「ららぽーと」に直結する駅ですが、その名前のハン・トゥア(Hang Tuah)とは、15世紀のマラッカ王国の侍大将。武人です。マラ…
舞台は1400年代東アジア(日本でいえば足利の義満/義持の時代ですな)。 兄の子を殺し、帝位を簒奪した永楽帝は、ムスリム宦官鄭和を大航海に送り出す。積年の北方との角逐にそなえ、南方との友好関係を築くための大戦略である。そこで目をつけたのが海の要…
誰かが、自分についての「嘘の悪口」を言いふらしたとします。すると、それを聞いた人が裏取りもせずに信じ込み、「あの人は本当に悪いことをしたのだ」と思い込んでしまうことがあります。そして、本人の話を聞いたわけでもないのに、憎んだり攻撃したりす…
それまで強く推進されていたSDGsやESG、LGBTや多様性をめぐって、反作用とも言うべき強い反発や批判が噴き出ししています。 環境や性自認をめぐる議論においては、かつては環境保全、温暖化対策や多様性を推進する意見が社会的に優勢であり、疑問や違和感を…
AIの進展により、「(特に法務部門における)中堅・シニア層のマネジメント力や人間力、さらには対人関係能力が削がれるのではないか」という点を、私は繰り返し指摘しています。ただし、同じ問題意識は、必ずしもそれほど直裁的な言葉で語られているわけで…
日本の「失われた〇十年」という言い方があります。90年代初めから数えれば30余年、失われた〇十年とよく使われますが、ぼくはこの表現には少し傲慢さを感じています。 「失われた」というのは、もともと持っていたものが、手に入れることができるはずだった…
生成AIの活用が進み、法務・知財の現場は大きな転換期を迎えています。契約レビュー、調査、文書作成など、業務のスピードと効率は飛躍的に向上しました。 その一方で、近年よく語られるようになったのが、「若手の教育機会が失われるのではないか」という問…