〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

いざ雄飛せん五大州

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学生の頃、外国・海外で仕事をしてみたくて仕方がなかった。

    長煙遠くたなびきて いざ雄飛せん五大州

ちなみに、五大州ってどこ?

1・アジア

2・ヨーロッパ

3・南北アメリカ

4・アフリカ

5・オーストラリア

 

異論もあるらしいけど、要は「全世界」という意味です。

 

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大阪万博のシンボル、のような気がする


二十歳を過ぎた頃、「いざ雄飛せん五大州」「せまい日本にゃすみ飽きた」てな気分だったのですが、なにをかくそう隠すまい、卒業の当時、外国には行ったことはないどころか、東京にしか住んだことはなかったのです。修学旅行で日光と京都奈良、伊勢神宮くらいは行ったかな。

あ、大阪万博には行ったよ。

一言で言うと、ぼくはどこにでもいる世間知らずの若者だったわけだ。
長じて今は世間ぎらいですヽ(´▽`)/ 
 
以来、幾星霜、ムダに馬齢を重ねまして...
京都に来て、「あ、なんだ日本じゃん」と思いました。
そりゃそうだ。
 
京都はきれいなところです。どこでも絵になる。

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そしてこうして、7、8年前、50歳前後の頃から、ちょいちょいと国内旅行に出かけるようになりました。
あらためて、日本はすてきなところでした。

神戸はおしゃれな街だし、大阪はイメージとおりの食い倒れ。
 
同じ九州でも、鹿児島、熊本、博多、長崎、それぞれ違っていて嬉しかったな。

高松は穏やかなところだったし、金沢はキリッと寒かった。松本は素晴らしい城下町ですし、松江は透き通るような街でした。
広島は、行ってよかったです。行かなければわからないことがあるんだなって。

「なんもないで!」って関西他府県のオトモダチは言わはるけど、奈良はまさに「古都」でしたし、滋賀の彦根は歴史のあるしっとりと落ち着いた場所でした。
 
     トンボつり あすはどこまで行けるやら

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どの街にもおいしいものがあって。
 

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そして美しい。

 
 

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