ドラゴン社の III号戦車E型。III号戦車の量産最初期のタイプです。
戦車兵の制服も極初期のバスクベレースタイル。ミリタリーベレーの徽章は右につける国と左につける国とがあるんですが、ドイツ戦車兵は「真ん中」です。
ドイツ戦車兵式のベレー帽の被り方は、やってみるとわかるんですが、還暦の大黒帽みたいで、ちょっとカッコ悪い*1。
E型には使用しないパーツがいっぱい入ってるん。
ごちゃごちゃ。
戦車は砲塔(ターレット)から作る。
子供時代からの流儀です。組み立て設計図では大抵一番最後に組み立てることにはなってますけど。
ドラゴンの1997年製のキットです。穴をパテで埋めたり、不要部を切り取ったりと、工作が面倒ですが、それもプラモデルの楽しみですな。
連結式キャタピラ。一コマひとこまつなげておいて巻きつける。
たるみがグーよ。
この後、別パーツのフェンダーを取り付けます。一体成形でいいと思うけどな。実車的なリアルさはある。
基本組み立てが終わり。あとは車載工具の取り付けです。
組み立て完了。予備履帯の取り付け。
あとは、細部塗装が残ってるんですが、一応の区切です。
9月の課題戦車でありましたが、組み立ては11月までずれ込んでしまいました。
++++
III号戦車のこのE型は、ヒトラーとスターリンが偽りの握手をして、ポーランドを半分ずつ食いちぎった侵攻に最新兵器として使われました。1939年、昭和14年のことです。
逆光と望遠レンズの圧縮効果で戦車の禍々しさを表現しましたの。
墨入れ後のアップをもう一枚追加します。
マガマガし〜!
© 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~
HPはこちらです。
~~~~~~~~~~~~~
*1:あ!おれ、来年還暦だ!