紅い夕日に疾走する若者たち。
みなさん、今はどうなっているのかな。
高校のときの漢文の老教師は*1、陸軍軍属(たぶん特務)で大陸を駆け巡っていたよ、と話していらした。姿勢の良い、声のよくとおる先生で、好きでした。
かつて存在した「満洲石油」という国策企業の献金による帝国陸軍一式戦闘機「隼」の二型です。
1/48、標準スケールの模型です。 ファインモールドという豊橋でがんばったはるプラモデルメーカーの製品。
ぼくたち昭和30年代生まれ世代のヒーローですよ、ゼロ戦と隼。
銀ピカ塗装で挑戦です。じつはいままで何度もトライしてきたんですが、うまくいきませんでした。
96艦戦
九六艦戦・密閉風防型 ファインモールド 1/48
日の丸メッサー
メッサーシュミットE型・日本陸軍 ファインモールド 1/48
こちらで練習?したんです。いざ征かん、隼は!
下地でマットブラック(艶消し黒)を軽く拭いておきます。上にのせる銀塗装がバエルのですね。
反射止めの黒を残して銀を吹く。タミヤの「メタルシルバー」です*2。
風防の枠塗装は難しい。戦闘機プラモデルの鬼門、ですね。ぼくは油性サインペンの細字でぬっておいて、あとは、エナメルの墨入れ処理でアクセントをつけました。
そこまでだと銀ピカすぎる(日の丸メッサーでの失敗)。かといって、戦車モデルのようにエナメルで全体をウォッシングしてしまうと、拭き取っても汚れすぎです(96艦戦での失敗)。
そこでデカールを貼った後、「艶消しトップコート」拭いてみました。いい感じに落ち着くかな、と。
おまけについていた「満洲国軍航空隊飛行兵」。
マクロレンズで撮影です。いい顔のモールドですね。
© 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~
HPはこちらです。
~~~~~~~~~~~~~