〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

九年経った今日、感謝の言葉


早いもので、もう九年経ったんですね。

ぼくも会社を辞めて、企業研修講師として過ごしています。
任天堂であなたから学んだことは、とても多かったと、今さらながら思っています。

先日もある企業研修で「部下とのコミュニケーションのポイント」について次のように答えました。

・私心を捨てる
今までの経緯や周囲への忖度を捨て、個人的な利益を優先せず、全体の利益を考える姿勢。ご自身の立場や利益を守ろうとするような「私心」は部下には必ず見抜かれます。

異なる価値観の存在を認める
自分とは別の考え方や価値観を持つ者がいることを理解し、それぞれの価値観が組織にとって有益であることを心がけてはいかがでしょうか。

・相手に対する敬意と人格の尊重
異なる価値観や人格が組み合わさってこそ組織としての力が発揮できます。多様性の尊重は、相手に対する敬意と人格の尊重、すなわち、リスペクトフル・アプローチから生まれる。道徳や倫理からだけではなく、仕事の面白さを倍増させるもの、それが「相手に対する敬意と人格の尊重」である。

どれもこれも、みな、あなたから学んだことです。
感謝しかありません。
ありがとうございます。

朽木鴻次郎
2024.7.11 早朝