リモート会議をしていて、先日ちょっとびっくりしたのが、数十名の参加者のほとんどが、ビデオに写るご自分の姿に無頓着であったということです。
カメラの位置が悪いんでしょうね。
照明の位置が悪くて、後ろから光があたって逆光になり顔が影になってしまってる人。誰だかわからないです。
同じ会社の知り合い同士のチームならそれでもまあ良しとすることもあるでしょう。
しかし、ぼくのような外部の研修講師が、研修先/クライアントとリモート会議する場合はそうはいかないと思います。
・カメラ位置、照明と同じく、何を着るかもやはり気にすべきかな(外部の人間としては)
リモート会議で、何を着るか? ぼくの答えはですね...
先方が着ている服装よりもちょっとだけフォーマルにする。
・先方:無精髭。ノーメーク。部屋着やスエット、パーカーやTシャツ
ー>こちら:ひげは剃る。軽いメーク。ポロシャツ、ブラウス、ワイシャツノーネクタイ、などカジュアル*1
・先方:ポロシャツ、ブラウス、ワイシャツノーネクタイ
ー>こちら:ジャケットをはおる程度のインフォーマル
・先方:スーツジャケット(会社の事務所や庁舎などからのアクセス)
ー>こちら:羽織袴、鎧兜、あるいは、十二ひとえ... うそ、こちらもスーツジャケット(ポケットチーフ や、ワンポイントのアクセサリー*2)
もちろん、これがルールやマナーだと申し上げているわけではないです。こちらに良い印象を持ってもらうための一つの工夫にすぎません。
・バーチャル背景について
バーチャル背景って使って良いんですか? 先日、上司から「ふざけすぎだ、在宅やリモートワークは遊びじゃないんだぞ!」って言われちゃって。
そんな質問がありました。
TPOだと思いますよ。
バーチャル背景は、プライベート空間を隠すため、って言われますね。でもそれだけじゃなくて、ご自身の印象を操作するためのものでもあります。服装と同じことです。
交渉の会議(リアル)のときには、後ろが窓になるようにする。パワーを感じるんですね*3。それと同じ。偉そうに見える(かも?)。
ハロー効果で、自分を印象付けることもできるでしょう。
昼間と夕方・夜と会議の時間で背景を変えるのも効果的です。*4
リモートワークでの職場の方との打ち合わせに加えて、これからは、外部の方とのリモート会議、リモート営業も増えると思います。
リモート会議システムのバーチャル背景は、もちろんプライベート空間や片付いていない汚部屋*5を隠すためのものでもありますが、服装と同じく、ご自分の印象を操作するものでもあると思います。
© 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~
HPはこちらです。
~~~~~~~~~~~~~