コロナなんかに負けないぞ、と4月なかばの週末は、新卒入社同期の古い友人たち4人とリモート飲み会をやってみました。
コロナ禍で流行中らしいですが、なかなか便利で楽しいです。さっと始められて、さくっと終わる。
お金もそんなにかからない。
全員50代後半、もうすぐ還暦です。新卒で入社した会社は20世紀末に潰れてしまって、それからぼくたちはバラバラの道を歩んできたわけですが、つかず離れず、それぞれまあまあなんとかやってこれたのはただただ感謝です。
ありがとう。また、やろうね。
新卒入社の会社を離れて、何回か転職したのち、最後に14年間勤めた任天堂を数年前に退職して、今は企業研修講師をしているのですが、リモート研修、動画研修もこれから当然増えていくことでしょう。
事実、飲み会に参加した一人は、退職して日本語教師の資格をとり、昨秋から教壇に立っていたところ、4月からは全て在宅、リモート・クラスで日本語を教えています。
研修や教育現場だけではなく、様々なビジネスシーンが「リモート」を切り口に変わってくるでしょう。
・リモート営業、リモートプレゼン、リモートコンペ......
従来型の営業も決してなくなるわけではないけれど、これからは、いったん動画でクライアントに提案をしておいて、詳細なプレゼンはリモートでリアルタイム、なんて形でビジネスが決まって行くようになるんでしょうね。
何が楽しいのか分からないけれど、リモートキャバクラなんてのも既に始まってるらしいし。*1
それまでの紙の資料、オーバーヘッドプロジェクタでの透明フィルムの映写が、あっという間にパワーポイントなどのプレゼンソフトに変わっていったように、「リモート」を切り口にしてビジネスシーンは変わっていくことでしょう。
リモートでも、動画などによるanytime(いつでも)と相互コミュニケーションが取れるreal time(いま、この時間)を組み合わせることでより効果的になる。
そうすると、YouTuberのように動画を編集するスキルも求められてくるんだろうな。
・バーチャル背景、動画キャプチャ、字幕、効果音...
今までビジネスで必須だった文章を書く技術が、これからは動画を作成・編集する技術にシフトして行くのでしょう。
そんなにあたふたするつもりも、テキパキしすぎるつもりもないのですが、この大変革に遅れないように着実に、ゆっくりとでいいので、準備は進めないといけないな、と思っています。
© 朽木鴻次郎
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*1:香水の匂いもぬくもりも感じられないで、こっちは自分で準備したお酒を飲んで、あっちのドリンクは、キャッシュレス決済サービスを使って支払いだというから、いやはや...