〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

Less Worse ・ 悪くはなかったかな。

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「おれって幸運だな」って思ったことはない。

 

もちろん個別の状況で、あのときは運が良かったな、とおもうことはいくつかありますよ。例えば運良くテストに受かったとかね。ただ、総体として、おれの人生は運がいなぁ、とつくづくは思えない。

 

それじゃ、運が悪かったとおもっているかというと、そうでもないです。電線の鳥のフンがアタマに落ちてきたときとか、コンチキショウ、運がわりいなぁ、とは思うけど、ここまでのところ、そんなに運が悪かったとも思えない。

 

そんなに悪くはなかったな。そこそこなんじゃないの。

 

そんなのが正直なところですね。必ずしも良かったわけではない。でも、少しの嫌なことですんで、もっとありえたかもしれない最悪の状態には遭遇せずにすんだ気持ちがする。

 

今までのところですけどヽ(´▽`)/ 

 

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危機管理の考え方に「less worseを選択する」というものがある。危機管理だからすでになにか悪いことが発生してしまっている。どうあがいても真っ白けで抜け出すことができない状況だ。

そんなときは、「一番悪さの程度が軽いもの(less worse)」を選択する。

 

その選択肢が、「一番程度の軽いもの」なのかどうか、他の選択肢を選んだ結果を見ることはできないのだから、証明しようもないけれど、結果としてこの程度で済んだ、もっとひどくなることもあったかもしれないのにさ、とぼくは考えてきました。

 

例えば、後ろから来た車を避けてとびのいたら、ドブをさらった汚泥の中にひざまで浸かってしまったとかさ。中国広州は流花公園での実話であります。

 

今の状況が最悪ではない。最悪よりもいい状況だろうと思えることは幸せなんだろうな。

 

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畏友ワイ氏の名言ではありますが、1日を終えて、ビールが美味しければ、悪い人生ではないんでしょう、多分ね。

 

お化けは怖いけど、ぼくはスピリチュアルなものは信じない。運命とか引き寄せとか因縁因果の糸車とは信じられないのです。タイミングがあるだけだと思っている。それでもニコニコとほほえむようにしていると、いいことが起きる、ような気がするヽ(´▽`)/ 

 

満員電車で足を踏まれれるのは痛いし、運が悪いのかもしれないけれど、今日はクリスマスイブ、足を踏まれても「メリークリスマス」。辛いときでも嫌なときでも笑っていたいし、無理にそうしてきたこともあります。笑うことも出来なかったこともあるけど、それはそれで仕方がない。

 

そんなに悪いわけじゃないさヽ(´▽`)/ 

 

 

© 朽木鴻次郎
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