定年後どう働くかを模索する中で、一貫して重要となるのは良好な人間関係をどう掴んでいくかでしょう。
新しい職場に飛び込むのか、既存の職場で働き続けるのか、そのどちらを選択するにせよ、役職がなくなること、新たな上司との関係性、若い同僚の出現など、人間関係のありようはご自身が想像するよりももっと大きく変わっていくからです。
次に重要なのは、シニアな自分が職場に残ることがトラブルの原因になる可能性があるとき、マインドセットというか、今までの自分の考え方を変える勇気が求められるのではないでしょうか。
そして、定年後の働き方として"ぬるま湯"のような穏やかで安定した環境を選ぶことは、全く問題ないどころか、素晴らしい選択肢だとぼくは思います。「ぬるま湯」にはある種の安心感や安定感がありますよね。
あまりこうする、こうすべき、ぼくたちはどう生きるか?などと、定年後のキャリアのパスやプランに固執することなく、面白そうな新たなチャンスや機会に目を向け、取り組むことも大事たと思うんです。
太郎次郎三郎の三兄弟の若者が山に自生する山梨をもぎに行くという昔話を聞いたり読んだりしたことがありますか。山道で、笹の葉のざわめきが「いけっちゃさやさや」と聞こえたり「行くなっちゃがさがさ」と聞こえたりするんです。その通りに進んだ者、その通りに進まなかった者、それぞれの道を選んでいくんです。
心が命じる道、心が拒否する選択肢、あなたはどれを選びますか?
動画にアップしました。是非ともご覧ください。↓↓↓↓
©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉
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