愛用の電卓、カシオのDS-1、って型番は今知った。
調べたら「昭和レトロ」なんだそうな。1970年代半ばの発売らしい。
実家の新聞販売店で使っていたのを、社会人になりたての頃、1980年代の半ばに貰ってきて(持ってきて?)以来ずっと仕事で使ってきたもの。海外赴任にも、出張にも持って行ったよ。発行株式数を集計したり、事業計画の予実対比をしたりするときは、手書きで縦横の表を作って計算するんですけど、足し算引き算の数字が合わなくてなんどもやり直したものです。
やがてロータス123やクラリスワークス、そしてエクセルが出てきて、この計算機をあんまりヘビーには使わなくなりました。それでもちょこちょこ計算をするにはパソコンよりもやっぱり電卓が便利です。
一度、甘い缶コーヒーをこぼしてしまって、「2」のキーが粘ついたけど、使っていたら元に戻って、いまだになんの不具合もない。機能的には最新の計算機には及ばない(らしい)けど、ぼくがフツーに使う分にはなんの不満もありません。
先週、会社に持ち込んでいたいろんな私物と一緒に自宅に持って帰ってきて、あらためて、長く力になってくれたな、ありがとう、という気持ちです。
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となりの「算盤(そろばん)」?
これは、南洋で石油を掘っていた頃に華人のアシスタントさんたちから貰った文鎮・ペーパーウェイトでござる。そろばんとしての実用品ではありません。
「ミスター・クチキは、いつもおカネ勘定ばかりしているから!」って、誕生日にプレゼントしてくれたもの。中国式です。ほら、上の玉が二つ、下の玉が五つあるでしょ。現在の日本のそろばんとはちょっと違う。
そろばん文鎮も計算機も、どうもありがとう。まだまだ頑張ってもらいますよヽ(´▽`)/
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