〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

企業研修講師として最初の一件をもらうためには? 実績がないと仕事がもらえない。仕事がもらえないと最初の一件もありえない!どーしたらいいの????

定年後講師として仕事を始めるにあたっての経験がまさに、「鶏が先か、玉子が先か」と「キャッチ-22」状況だということについてお話ししたいと思います。案件が欲しいけれど、実績がないと案件がもらえないという状況に直面しました。

研修講師として最初の案件実績を得ることは、鶏が先か玉子が先か、という古典的な問いに似ています。初めての案件がないと実績が得られず、実績がないと最初の案件の紹介がもらえない。このようなジレンマは、まさに「キャッチ-22」の状況です。

「キャッチ-22 (twenty-two)」とは、ジョセフ・ヘラーの小説『キャッチ-22』に由来する言葉で、矛盾した規則や条件に縛られて身動きが取れない状況を指します。小説の中で、第二次大戦中のパイロットが命を守るために飛行任務を拒否したいが、飛行任務を拒否するためには精神的に異常であると診断される必要があるという規則が存在します。しかし、飛行任務を拒否しようとする行動自体が理性的であり、そのため精神的に正常であるとみなされ、結果として飛行任務を拒否できないという矛盾した状況が描かれています。このような状況を「キャッチ-22」と呼びます。

定年後に講師として仕事を始めるにあたり、最初の一歩を踏み出すのは容易ではありませんでした。案件がない状態からスタートし、多くの研修会社(エージェント)に自分を売り込む必要がありました。そのため、「数うちゃ当たる」という言葉を胸に、広範なアプローチを試みました。多くの企業にアプローチし、自分の価値を伝えることを続けていきました。

初めての案件がなかなか取れないことに焦りや不安を感じることもありました。ほんと、ご縁があって、良い研修会社(エージェント)と出会うことができ、最初の案件をいただくことができました。やはり謙虚な心構えで、ひとつひとつの問題や課題に真摯に向き合うことが大切だと痛感した次第です。

動画で詳しく説明しました。ぜひご覧ください。↓↓↓↓

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©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉

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