55歳を過ぎた頃から、60歳の役職定年、65歳で退職となる本当の定年*1 をすごく意識するようになりました。「定年」や「定年後」を教え説く、いわゆる「定年本」を読みあさりはじめたんです。
いろんな切り口から「定年」や「定年後」を取り扱っていて、参考になる本も、なんだこりゃという本もあったけど、だいたい書いてあることは同じでした。論点を網羅的に扱っているものもあれば、何点かに焦点を当てているものもある。
箇条書きにしてみるとこんな感じかな。
1・資産の現状把握と財務計画はしっかりと。
2・配偶者やご家族・友人とは仲良く。
3・健康維持にはご留意ください。
4・老父母の介護問題に直面するからね。
5・定年後の時間を持て余すと孤独地獄だぞ。
その時考えていたのは:
a. 仕事に特別不満もあるわけではないから60歳までは働こう
b.60歳からも雇用延長制度があるんだから、短気を起こして60歳で会社を辞めるなんてことはしないでおこう。
ごくごく普通の考え方です。そしたらね、ちょっと違うことを思いつきました。
定年っていうのは、会社が合法的に行うことのできる唯一の「穏当な解雇」なんだなって*2。
(続きます。カテゴリーは「定年-2.0.1」)
© 旅芸人・朽木鴻次郎
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