物事は時間とともに徐々に変化が進行するものだが、それに気づくのは突然だ。
休日の昼寝を楽しんでいると、急に鳴りだす目覚まし時計のようなものだね。
「あれ、もしかしたら、クラスのあの娘が好きになっちゃたんだ」って突然気がついた。中学校二年生の夏祭りの夜のこと。
そんな突然なら、40年以上たって思い出しても楽しいものなんだけど....
気がつくと周りにいるのは、ぼくよりも若い人がほとんどになっている。
そう思って、道を歩く人たちを見渡すと、誇らしげな若者とその彼をニコニコと見つめる女の子。
ただし、物事というのはいつでも相対的なものだ。
小学生も六年生になると声変わりする男の子もいたりして、ピカピカの一年生の頃と比べるとずいぶんひねて見える。それが次の週に中学の一年生になるとなんとも可愛く初々しい。
大学の四年生ならおっさんくさいのも沢山いるものだが、無事卒業して桜の咲く頃に「新社会人」なんてレッテルが貼られると、やはりこれがフレッシュに思えたりするから不思議ですね。
ぼくも50代後半になってるんだけど、これはこれで老人社会に飛び込んでみると、はなたれ小僧になるのかもな。
ところで、老人社会ってなによ?
休暇をもらって、平日の昼間にジムに行ってみると、先輩方・お姉様たちの多いこと! 50代後半のぼくなんて若い方だったりもするヽ(´▽`)/
みなさん、もんのすごくニコニコしてスタジオで動いてはる!
そんな気づきも突然やってくるんだな。
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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