〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

ハリセンボンのおびれ

ハリセンボンには400本近いとても硬い棘があって、外敵から身を守っている。唯一、「おびれ(付け根を含む)」には棘がなく弱点になってしまっていて、そこだけが、外敵に齧りとられてしまっている個体も多いのだとか。

 

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テレビのどうぶつ番組で特集されていたのを観るともなしに観ました。

 

別におびれがなくてもハリセンボンは悠々と泳いでいたよ。食べられたときにはもちろん痛いのだろうし、血?も出るんだろうけど、ハリセンボンとしては、「別に困らないよ」という気持ちなんだろうか? それとも、おびれがないと、ハリセンボンとしてはとっても生きて行きづらいものなんだろうか。

 

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それにしても、ハリセンボンを食べようとして噛み付いて「痛い!」と放してしまうならまだしも、パクッっとひとくちに頬張ってしまってからハリセンボンが膨らんでトゲを逆立ててしまうと、どうもがいてももうハリセンボンを吐き出すこともできそうもない。

ハリセンボンハリセンボンを狙った魚の方もそのまま死んでしまうのだろう。

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人生に対して何かの寓話・比喩的な意味を「危険なハリセンボンとそのおびれ」にたくして話をしようと思えばそんなに難しくはないのですが、おびれのないハリセンボンが、泳ぐというか漂うというか、そんな姿はとてもユーモラスで、観ていて声を出して笑ってしまいました。
 

+++++

 

おびれがなくなってもハリセンボンのように生きていきたい。

...あれ? と、するとですね?

 

このブログのタイトルは;

「おびれのないハリセンボンが本来ではないのかな?

ハリセンボンのおびれ」は...

 

もう食べられちゃってんじゃないのかな?

 

ま、いいやな。

 

追記:2017.11.21

古い友人に教えていただきました。

1・ハリセンボンは毒が少なく美味しいらしい。ただし、さばくのが大変であるのだとか。

2・網ですくうと膨れあがって、動きが鈍くなってかえって逃げられなくなるという。

うーん、「ハリセンボン」をタイトルに選んでよかったな!

 

 

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説教するやつはバカだ

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以前放送されていたサラリーマンもののコメディドラマでのエピソード。*1

 

仕事を舐めている「ゆとり世代」の若手社員に主人公のちょっと先輩男性が説教したところ、逆ギレされ、そのゆとり社員はモンスター化して「パワハラ」の、訴訟の、とトラブルが大きくなっていく様がコミカルに描かれていて面白かった。

 

そんなトラブルに巻き込まれた主人公の同期・恋人の女性がこう言うのだ。

 

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あいつが失敗したって、注意や説教なんかしなければいいのよ。失敗するのはあいつの責任。取引を打ち切られたら、会社の損。あなたには関係ないじゃない! ほっとけばいいのよ!

  

これとほぼ同じことを言われたことがある。

それが正解なんだと、ぼくは知っている。

 

さらに、ぼくの場合はこんなことも付け加えられた。

お前はワキが甘いんだよ。

 

まあ、そうなんだろうなヽ(´▽`)/ 

 

 

 

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*1:「ゆとりですが何か?」というドラマです。

スタジオプログラムで思い出の曲 〜 (1) Body Jam ボディジャム#47 2009年1月

 

スタジオプログラムには思い出の曲がいくつもあります。これはその一つです。

ダンス系有酸素運動の人気プログラム「Body Jam ボディジャム」、その#47、2009年1月のリリースだと思います。

最後のクールダウン(groove down)の曲なんですが...

 

www.youtube.com

 

lil wayne

lollypop

body jam #47-13

 

初めてこれやったとき、マジか?って思いました。歌詞は原義の「やっベー」ですわ。動画ではその「やべー」ところは「一応」消音されてはいますけどね。

ボディジャムはダンス系なんで、特に後半からはスタジオの照明が落とされます。雰囲気が良くなるんですね。今は閉店になっちゃいましたが当時通ってたジムは京都のメインストリート「烏丸通り」に面していて、ジャムが土曜の夜。ジムの広い窓から見える烏丸の夜景。

 

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その夜景と曲とダンスとが実に合っていました。

ゆらゆらゆら、ゆらゆらゆら。

 

誰か#47やって!

 

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