〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

O-さんのこと

f:id:tavigayninh:20171119114720j:plain


英文契約のイロハ、と言うよりも、事務屋の仕事のイロハを教えてくれたのは、上司の O-さんでした。当時 O-
さんは40歳になったばかり、ぼくは25-6歳でしたから、もう30年以上になる。

ぼくとしては感謝したし、職務を離れて個人的ないい関係を築いた/築けたつもりではいました。その後、転職を何度か繰り返しましたが、O-
さんが教えてくれたこと、そして、その教えを受けていたからこそ経験できたこと、それが全ての基礎になっている気がしています。

「コージロー、書類は美しく作るんだ」

ただ、最初の転職以来、O-
さんとの関係は途絶えてしまいました。O-さんから教わった様々なことをその会社に還元できなかったこと、いわば「持ち逃げ」して転職してしまったこと、何よりも O-さんに転職の挨拶をきちんとできていなかったこと、そんな色々なこと後ろめたかったのかもしれません。

 

f:id:tavigayninh:20171113193433j:plain


その会社を辞めて数年してから、一度だけ O-
さんを街でお見かけしたことがあります。夜の街を向こうから歩いてくる O-さんを認めたぼくは「回れ右」して逃げてしまいました。

今思い出しても恥ずかしい限りです。


申し訳ありませんでした。


その後、ぼくもいろんな会社で、新入社員・若手に仕事を教える立場になってわかることがあります。

教えたことをタネにして、自分で伸びていく人、形通りのデッドコピーで融通の利かない人。教えたことなど全然無視するけど伸びていく人、無視した結果失敗ばかりする人。

ほんと人それぞれです。いろんな人がいる。

だから、新人教育や配属後何年か続く実務研修などで「教えること」「教えられること」なんて言うのは、ほんの「きっかけ」だけなんですね。きっかけにすらならないことも多い。

そうわかっていても、何年かに一度
は改めてO-さんへの感謝の思いを新たにします。

何しろね、書類をホチキスとめするのは、未だに O-さん流です。

水平よりも少しだけホチキスの右側を上げる。「唇の端をあげてきゅっとほほえむように」とめるのが美しいそうですヽ(´▽`)/

45度に傾けるなどは「もってのほか!」でした。



書類は美しく作る。

 

 

© 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~ 

HPはこちらです。

kuchiki-office.hatenablog.com

~~~~~~~~~~~~~ 

京都人リトマス試験紙

f:id:tavigayninh:20171112142822j:plain



京都、てか、関西ではネギは青い。青くても苦くも臭くもないの。普通のラーメンでもネギは東京の感覚では、え?ってくらい大盛りのことがある。写真は来来亭の普通のラーメン。わざわざネギラーメン頼むとこれ以上に山のように盛られてくるけど、そこまではいらないのね。

魁力屋さんの各店舗とか、刻みネギ入れ放題のお店もあるよ。そんな入れ放題のお店では、食べ終わって、残ったスープに「追いネギ」をしていただくのが好きです、はいヽ(´▽`)/ 

 

f:id:tavigayninh:20171112142923j:plain



京都のローカルFMは「αステーション」という名前です。α波が出るほどリラックスしてください、ってことなんだって。 時報もない自由なラジオです。

「おはようございます。サトウヒロキです」

低〜い声で言ってみて。

京都人リトマス試験紙

反応があったら京都人。

ええっとね、京都の人で知らない人はいないと思うよ。

知らんけどヽ(´▽`)/ 

 

追記:雨の三条の写真は姉妹ブログでも使いました。

kuchiki-kohjiro.hatenablog.com

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:カメラと写真・旅芸人〜タバスコとシナモン
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh

 

ボーダーは着ないけど

おれ、マロンちゃんのモノマネうまいんだよ  ♪(´ε` )

あとね、「トリバゴ」の女の人の口調のマネも自分で笑えるくらいうまい。他人は笑わないけどね。


f:id:tavigayninh:20171119115032j:plain



タンドリチキンのような料理はきちんと手順を決めて進めるのがいいけど、普段の生活は「次、次っ」というように段取りを考えて、効率的に、効率的にと物事を進めていかなくていいんじゃないかな、もう、ぼくの場合です。

具体的にいうと...

・ジムに行く

・フィルムを現像に出す

・ご飯を食べる

・昼寝をする

・電気ガスの支払いをする(コンビニ経由)

こんなふう「やることリスト」があったんだけどね。

ジムに行ったあと、ギリ間に合いそうだから写真屋さんにフィルムを持ち込めば、ご飯を食べるのが30分ぐらい遅れるけれども、翌日現像が出来上がる。その途中のどっかのコンビニで支払いをすればいいかな。

ま、そうしてもいいんだけどさ。そんなにテキパキしなくてもいいかなって。

ジムはスタジオのスケジュールがあるから行く。そのあとはまっすぐ帰ってゆっくりご飯食べて、リラックスすればいいじゃない。時間が余ったら、録画してたテレビ番組を観てもいいし、本を読んでもいい。

・写真の現像は急いでいるわけでもない。早く出来上がりを見たいだけ。

・支払いの締め切りはまだ先だし、翌日でも翌々日でもコンビニに行くついでに支払いを済ませれば十分間に合うし。

やることがあるとそれを済ませてしまいたい。済ませると気持ちがいいんですよ。

でもね、まだいいじゃないか? とも思う。それを済ませたからってどうなるの?って。

 

f:id:tavigayninh:20171112054215j:plain

 


焦ってるわけではないんだけれども、貧乏性とでもいうのか、それとも新聞屋さんの下の倅に生まれたせいか、なんだかセワシナイのかもしれないな。

もちろん「今、このとき」にやらなきゃなんないことがあるんだけど...... でもそれってなによ?

トイレに今行かないと大変なことになってこれまで築きあげてきた社会的地位を失ってしまう...!くらいかもしれないな。

それは大変だ。


 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:カメラと写真・旅芸人〜タバスコとシナモン
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh