〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

定年後シニア世代の海外移住願望〜お金?食事?住居? その国が好きかどうかが最重要じゃないでしょうか

定年を迎え、第二の人生をどう過ごすか考えるとき、海外移住という選択肢が頭をよぎる方は少なくありません。お金、食事、住居といった具体的な生活条件も重要ですが、最も大切なのは、移住先の国に対する深い愛情です。今回は、定年後のシニア世代が海外移住を考える際に、なぜその国が好きかどうかが重要ではないでしょうか。

 

お金: 必要だが全てではない

確かに、海外での生活には一定の経済力が必要です。しかし、豊かな退職後の生活を送るために最も重要なのは、資金の多さではなく、その国の生活コストとのバランスです。例えば、東南アジア(シンガポールを除く!)など、生活費が比較的安い国といわれるでは、限られた退職金や年金でも快適に生活できる計画は立つでしょう。でもね、ちょっと「日本食、日本と同じ環境」にこだわってしまうと、それほど安上がりではないかもしれないですね。

 

食事: 文化を味わう喜び

食事は、その国の文化に触れる最も身近な方法の一つです。日本とは異なる食材、調理法、食文化に囲まれる生活は、新たな発見と喜びに満ちています。しかし、その国の食事が自分に合わなければ、食生活を楽しむことはできないです。だからこそ、移住前にその国の食文化を知り、自分が楽しめるかどうか、それを知ることがキーポイントかと思います。もちろん、日本食レストランは多くなりましたし、寿司やラーメン、日本風の定食を提供してくれるところは以前に比べるとずっと多くはなりました。たまには食べたいものです。でも、毎日日本食でなきゃ!と言う人は海外での長期生活に向いているのでしょうか?そもそもなぜ海外長期生活を望むのかな?

 

住居: 快適な空間での生活

住居は、海外生活の基盤となります。安全で快適な住環境を確保することは、海外移住の成功に不可欠です。しかし、理想の住居を見つけるには、その国の不動産事情をよく理解する必要があります。住居選びにおいても、その国が本当に好きで、その地での生活を楽しむ意欲があるかどうかが、重要な判断基準となります。

 

その国が好きかどうか: 最も大切な要素

お金、食事、住居といった具体的な条件も大切ですが、それらを超える重要な要素があります。それは、移住先の国に対する愛情です。その国の文化、言語、自然、人々との交流に魅力を感じ、心からその地で生活したいと思うかどうかが、海外移住を成功させる鍵だと思うんです。基本的にその国の人に対する敬意、興味、愛情がなければ。もちろん嫌な面にも気がつくでしょう。でもそれもひっくるめて好きになれるかどうか。

 

定年後の海外移住を考える際、最も大切なのは、その国に対する深い愛情でしょうね。移住先を選ぶにあたっては、具体的な生活条件も考慮しながら、自分が本当にその国を愛しているかどうかをじっくりと考えること、ぼくはそう思います。

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©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉

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