事務屋として仕事をしてきましたが、いままで、いくつもいくつも失敗をしてきました。恥ずかしながら、そのお話をいたします。もう、30年前のことです。
新人の頃、中国からの出張帰りに託された<超・重要地図>を成田から自宅に向かうタクシーの中に忘れてしまったんです!
当時は、電子メールなどはありません。ファクシミリもまだ普及しておらず、外国との通信手段は、テレックスです。書類や図表・地図などは、DHLなどのクーリエ、至急のものは「託送」といって、帰国する出張者などがハンドキャリーしていました。(いまでも、急ぎのサンプルなんかは、ハンドキャリーですね。)
重要書類だから、機内持ち込みで、肌身離さずもっていけ!
上司からきつく申し渡されていました.......
緊張して、帰国して、成田空港について、リムジンに乗って、東京駅からは国電(いまのJR)を使わないでわざわざタクシーに乗ったんですが、自宅のアパートの前、タクシーを降りたとき、座席に忘れてしまったんですね!!!
緊張が解けたせいでしょうね、心の隙間です。
焦りに焦って、会社の先輩の女性にも電話して、タクシーの近代化センター(いまもあるのかな?)にも電話して....
一晩中ですよ。
幸いにも、なんとか見つかって、翌朝届けていただきました。 運転手さんも、忘れ物に気がついていたんですが、すぐに別方向のお客様を乗せたんで、報告が後になったらしいです。
++++++
ここで教訓 (* ̄0 ̄)ノ
・ 海外出張は、帰国後出社して、報告するまでが、海外出張。遠足と同じです。うちに帰るまでが遠足。
・ 極度の緊張は、かえって逆効果。
・ タクシーを降りるときは、座席を指さし点検。
あー、いま思い出しても、はらはらします。
これ以外にも、まだまだ失敗はいっぱいあるんですよヽ(´▽`)/
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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