〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

シニア世代、定年後、企業研修講師として活動するぼくのIT機器

     


定年後、企業研修講師として、活動しています。リモートは僕の事務所から配信しますが、ポストコロナ禍、対面の仕事やクライアントの職場でのコンサルテーションも増えてきました。そのため、日々の業務を効率的に遂行するためには、最適なIT機器の選択が不可欠になっています。現在、私が主に使用しているIT機器は、MacBook Air、スマートフォン、タブレットの三つです。これらの機器は、研修の質を高める上で欠かせない存在ですが、一方で持ち運びの際の重量は無視できない問題なんです。そこで、ここではこれらの機器を選んだ理由と、重量問題を解決するために行っている工夫についてお話しします。

 

●MacBook Airの選択理由

MacBook Airは、その軽量さと十分な処理能力で知られています。プレゼンテーションの作成や資料の管理、インターネットを利用したリサーチなど、研修講師としての業務をスムーズに行うためには欠かせないツールです。また、長時間のバッテリー持続力も、外出先での作業には大きなメリットとなります。

 

●スマートフォンとタブレットの活用

スマートフォンは、連絡手段としてはもちろん、短いメモの取りやすさや写真撮影の便利さから重宝しています。一方で、タブレットは、その大画面を活かして資料の閲覧や研修中のデモンストレーションに利用しています。特にインタラクティブな内容を含む研修では、タブレットを使うことで参加者の理解を深めることができます。

 

●重量問題への工夫

確かに、これら三つの機器を一度に持ち運ぶと重たく感じることがあります。そのため、私は以下のような工夫をしています。

 

1. 必要性の見極め: 持ち運ぶ機器はその日の研修内容によって厳選します。例えば、研修が主にディスカッション中心であれば、タブレットのみを持参することもあります。

 

2, クラウドサービスの活用: 必要な資料はクラウド上に保存し、どのデバイスからもアクセスできるようにしています。これにより、どの機器を持っていくか柔軟に対応できます。

軽量化アクセサリーの利用: 機器自体の重量は変えられませんが、ケースやバッグは軽量なものを選んでいます。また、充電器やケーブルなどのアクセサリーも、なるべく軽く、かさばらないものを選ぶようにしています。

 

3. 企業研修講師としての効率と質を高めるためには、最適なIT機器の選択と持ち運びの工夫が欠かせません。日々の業務において、これらの機器は私の最良のパートナーですが、その利便性を最大限に活かすためには、軽量化への意識も同じく重要です。これからも、より良い研修を提供するために、機器選びと持ち運びの工夫には注力していきたいと思います。

+++++


動画をアップしました。こちらです。
↓↓↓↓

www.youtube.com




©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉

トップページはこちらです。

kuchiki-office.hatenablog.com

お金や投資、人生の話。シニア世代定年後の私たちにもとってもためになります〜山崎元の遺した言葉から学ぶ、お金と人生と幸せの真実

         
山崎元氏は、日本を代表する経済評論家の一人として知られ、金融や経済、投資に対するユニーク、他の人とは違うご意見はまさにユニークであり、ぼくの唯一信頼する経済評論家といっても言い過ぎではありません。この「経済評論家の父から息子への手紙: お金と人生と幸せについて」という著作は、その独特の視点と人生の教訓が詰まった一冊であり、私もこの本を手に取った一人です。2024年1月、65歳という年齢で山崎元氏が亡くなられたことは、本当に残念です。若い人へのメッセージの形ですが、ぼくたちシニア世代、定年後世代にもとっても勉強になる本です。

本書を読んで、特に心に残ったのは、リスク回避志向が肥大化する現代社会において、その姿勢がかえって私たちを損なわせる可能性があるという警鐘です。生きる上でのリスクを避けようとするあまり、私たちは大きなチャンスを逃し、成長の機会を自ら閉ざしてしまうのかもしれません。

また、組織内での生存戦略として「他人との差別化」を挙げる部分には、深く共感しました。これは、自己の価値を高め、代替不可能な存在になることが、組織内でのポジションを安定させるだけでなく、より良い転職のチャンスをもたらすという考え方です。この観点は、今日の高度に競争の激しい職場環境において、特に重要な意味を持ちます。

山崎氏は、組織でのリスクとして「クビになること」を最大のものと見なし、経済的自立のためには、株式の利益を資本家や経営者から「もぎ取る」ことの大切さを説いています。これは、単にお金を稼ぐことだけではなく、自らの資産を増やし、経済的な自由を手に入れることの重要性を指摘しています。

山崎元氏の思想や提言が全てにおいて正しいわけではないかもしれませんが、彼の著作は確かに私たちに多くの示唆を与えてくれます。個人的には、20年前にこの本に出会いたかったと強く感じます。当時はまだこの本は存在していませんでしたが、若い時にこのような考え方に触れることができれば、人生において違った選択をする機会もあったかもしれません。

山崎元氏のご冥福をお祈りいたします。

動画にしています。是非ともご覧ください。
↓↓↓↓

www.youtube.com

 

©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉

トップページはこちらです。

kuchiki-office.hatenablog.com

 

退職時にわかる変な人

     

いまからちょうど6年前、2018年2月半ばに会社をやめたわけです。もちろん上司や人事、仕事上関係が深い人たちには事前にちゃんと話を通しておいたのは当然のこと。

その後、順繰りと社内の関係者に挨拶してまわりました。

大抵の反応は、「辞めちゃうんですか〜!」でした。定年の60歳をちょっとフライングして退職したもんですから。もちろん何も言わない人もいましたよ。もしかしたらぼくが辞めることを知らなかったのかもしれない。

その中で、一人だけ、ちょっと年上なんですけど、かつて部下だった男性。役職定年後も雇用継続で働いている人でした。それは人それぞれだと思っています。たまたま、終業後の帰宅時間に出口で出くわすと、すすすっとすり寄ってきて;

「ええ?聞いたよ? 辞めるんだって? いいなぁ、オレも辞めたいよ。なんで辞めるの? なんかしでかした?」

ニヤニヤ笑いながらこう言ってきました。妙な好奇心があったんでしょうね。彼と話をするときは、当然ですが彼もぼくもずっと一応敬語・丁寧語のデスマス調で話していたんです。それが、そのとき、急に、いわゆる「タメ口」ですよ。いや、それよりももっと雑な話し方でした。

- いや、ぼくのことは気にしないでください。

そう答えたんです。ぼくも彼の物言いにちょっとカチンときたしね。そしたら、彼は一瞬びっくりして、足早に立ち去ったんですが、よほどぼくの反応が気に入らなかったらしく、わざわざ戻ってきて、こう大声で叫んだんです。路上ですよ。

「気になんてしてないよ! あんたのことを気にするわけがないじゃないか。全然気にしてないんだよ!」

周りを歩いてる人たちは何事だろうとびっくりしてました。相当な大声でしたから。ケンカでも始まったと思われたかもしれない。

それ以上関わるのがイヤだから、ぼくは回れ右して、その場を立ち去りました。

いろんな人がいるから、これからはもっとこういう人に会うんだから、注意しなきゃなって、とっても勉強になりましたヽ(´▽`)/ *1

動画にもしました。こちらをご覧ください。

www.youtube.com

 

©️朽木鴻次郎 プロダクション黄朽葉

トップページはこちらです。

kuchiki-office.hatenablog.com

*1:そうだ、あともう一人「送別会やらなきゃ、やらなきゃ!」って大騒ぎして、全然そんな動きはしないし、退職日に挨拶に行ったら「蓄財も十分になさったんでしょうから...(笑)」って、あんた、人格がわかるね〜。この人に送別会やってもらわなくて良かったよ。