〜 ハリセンボンのおびれ ・旅芸人 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

映画「ペンタゴン・ペーパー」観てきました!・ネタバレなし

 

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ぼくは映画や小説、テレビドラマを紹介するときに、「ネタバレをしない」ということを一つのルールにしている。それはぼく自身ができるだけ何も知らない状態で物語にふれたいからだ。純粋に驚き、興奮し、笑い、楽しみたいと思っている。

もちろん別の考え方をする人もいるし、実際に知っている。事前に最後の結末・どんでん返し、伏線、ギャクやサタイヤ、パロディーや映画製作の裏話やメイキングまで事細かに調査した上で劇場に向かい、それを楽しむ人もいる。こればっかりは考え方なので、どちらがいいという話ではない。

 

もう一つ、ぼくがルールとして行わないことは、「映画を政治的に観る」ということだ。例えば「用心棒」や「冒険者たち」を政治的に理解する人たちがいることも知ってはいる。多分、彼/彼女らは、ぼくが「肉弾」や「長い灰色の線」を物語として楽しむことは理解できないと思う。これもどちらの態度が正しいとか良いとかいう問題ではない。

 

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ペンタゴン・ペーパー」原題は「The Post  (ワシントン・ポスト紙)」を観てきました。ポイント割引で1300円で観れたのですね。面白いって聞いていたし。

実際面白いです。史実としてどうなるか知ってはいても、ハラハラドキドキします。もちろんメリル・ストリープの演技はすごいです。脚本やトム・トムハンクス他の脇役もがっちりと映画を支えている。マクナマラ役の人、ブルース・グリーンウッドさん、よかったな。マクナマラのイメージぴたり。

 

ただし、ぼくはこの映画は政治的には観ません。映画として観て映画として楽しく面白いと思います。

 

この記事を書くにあたって、マクナマラのことをウィキでちょっと読みました。ベトナム戦争への関与のことしか知りませんでしたが、その後世銀にも関わって、つい10年くらい前まで生きていたんだね*1。ドイツ敗戦後、B-17の極東転用よりも対日攻撃には新型の B-29の新規配備の方が戦争効率的に優れていると主張したり、日本への無差別爆撃にはカーチス・ルメイに抗議したりと、案外純粋なココロネを持ったエリートだったのかも知れないって思いました。大事な局面で判断を一回でも間違えると一生、いや死後も泥にまみれることになる。人生って怖いね。

 

2018.4.21 追記

「案外純粋なココロネを持ったエリートだったのかも知れない」ってとんでもない勘違いだったかも。

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*1:2009年没・93歳