なんか落ちてねえかな、なんかいいもん、道っぱたに落ちてねぇかなぁ!
親父とはんぺん野郎
a. 焼きはんぺん
はんぺんを袈裟懸けに三角に切って、四角い網目をつける。それにシタジ(お醤油)をちょいかけして、の、でお酒をいただくのですね。すごい懐かしい味でした。
さて、なんでワタクシがはんぺんを頂くことになったかというと...... はい。
b. 牛すじとスジ(すじ)
牛すじは美味しいです。
東京で牛すじが普通に食べられるようになったのは、セブンイレブンとかがコンビニおでんで始めてからじゃないかな。21世紀になってからでしょう。最初はこんなの入れるんだ!って思ったけど、美味しいです。そういえば、牛すじカレーも美味しいね。京都に引っ越してから知りました。ところで、関東ではおでんの定番のスジ。関西では知られていませんの。同じく定番の「ちくわぶ」よりも知られていないんですな。
c. はんぺんよ、お前もか!?
さらにですね、関西では、一般的には、おでんにちくわぶとすじを入れないのみならず、「はんぺん」もあんまり入れないのだそうだ! えええええええええ? 本当かよ? これはびっくり。
はんぺんよ、お前もか?!
ちくわぶや、ましてやスジとは違って、はんぺんは関西でもそこそこ知られた存在ではあるのですよ。ただし、おでんには入れないし、あまり好んで食べられるものでもないみたい...
ぼくの親父は、はんぺんを網で焼いて食べるのが好きでした。格子状の焼き目がついたはんぺんに <したじ(お醤油)> をちょっとかけていただくんです。
再現してみたのがこの記事の一番上の写真。もっと焦げてた方がうまい。「はんぺん野朗!」っていう罵り言葉があるんですが、なまっ白くてふにゃふにゃしていて歯ごたえがない奴のことですね。親父がよく「なんだこの、はんぺん野郎!」って怒鳴ってたな....
死んで19年ですよ。
まとめ
以上の考察のまとめ:関西でのはんぺん、ちくわぶ、スジ(牛でない)の認知度は以下の通りである。
はんぺん > ..... > ちくわぶ > .............. > 十代目馬生が「明烏」のときにお茶を飲むタイミング ....... > スジ。
うむ!
この記事は2016.4.16に別ブログにアップしたものをかなーりリライトしたものを袈裟げにチョンと半分にぶったぎったものです。さて、はんぺんの半身は、というと....
(つづく)↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ オイシイヨ!
© 朽木鴻次郎
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