物事はすぐやったほうがいいことと、ちょっと寝かして、考えたほうがいいことがある。だけど、大抵はすぐやった方がいいものだ。例えばトイレの掃除。使った後すぐ掃除するのはめんどくさいけど、後になって、汚れがこびりついたのを落とすのはもっと難儀になる。
枯糞(こふん)という言葉があるらしいです。枯れたように便器にこびりついた「うxこ」のこと。大変だよ、こすり落とすのも。
「爪を以って支那兵の枯糞を掻く」(鎮遠を掃除する広瀬中佐の故事ですな。)
会社の仕事でも家事でも一つの仕事をじっくりやるという局面もあれば、いろんな仕事・こまぎれの仕事が脈絡なく降ってくる局面もある。そんな「脈絡のないこまぎれ仕事」をどうこなしていくか。
仕事が来た順や手元に近い順番で「粛々と」作業してしまう。
ぼくはそれがいいと思う。
ちょっと考えて、脇へやって、別の仕事をして、また、その仕事をちょっとやっての...... いつのまにか時間が経ってしまって、「なかなか片付かないなあ」とストレスに感じる。
あらためて取り掛かるけど、なんか、やる気でない〜 ι(´Д`υ)アセアセ
仕事が腐ってしまっている。カチカチに干からびて固まってしまっている。
仕事は、すぐに取りかかる。そうしないと、「仕事が腐る」し「干からびてしまう」んです。
一旦仕事が腐ったり、干からびてしまうと、とりかかってもものすごく効率が悪いです。自分のモチベーションも下がるし、締め切りも近くなる。
もちろん、いま、緊急の仕事の作業中で、手をつけられない場合もあるでしょう。そんな時には、すぐ着手しなくてもいいんですよ。当たり前です。
でも、胸に手を当てて、よく考えてみると......
なんとなく後回しにしてしまうことがある。
そこは、ぐっ! っと腹に力を入れて、いまやる、すぐやる。
ぼくもいっぱい仕事を腐らせてしもうた。干からびてしまってカチカチで爪でこすってもこびりついていて、もうどうしようもないものもある。
そんな仕事は、楽しくないのよ。
© 朽木鴻次郎
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