石原さとみさんにすすめられたら、飲んじゃうでしょヽ(´▽`)/
以前勤めていた会社の大先輩、ぼくより一回りは歳上の方と話したことがある。会社の発展に大きく貢献した方で、惜しくも役員にはなれなかったものの従業員の中では最高位で定年を迎えた。当時、63歳ぐらいだったと思う。
あのときこうだった、ああだったというような話を聴くのは楽しいもので、やっぱり色々考えた上で最善の選択をしたんだなあ、と心から感心してそう申し上げたところ...
違うんですよ、朽木さん。
曲がり角に追い詰められては、あっちにもいけない、こっちもダメだ、右は危ない、左は行き止まり、ギリギリでこれしかない、という選択の繰り返しでした。
半分はご謙遜、半分はご実感だったと思う。会社としてはその選択で成功し発展していた。それでも「ああしておけばよかったかも」との思いが残っているともおっしゃっていた。
「この辺で手を打っておこう。それでなんとかなるだろう」という妥協の誘惑に負けると結果は失敗する。悪魔のキーワードは「誘惑」なんですと。
はたから見ると妥協の誘惑には屈しなかったはずのその人でも後悔は残るんだなって、当時その大先輩と話をしていて思いました。
翻ってぼくはといえば、妥協ばっかりしてきた気もするし、そうでもなかったような気もする。いずれにせよ後悔のようなものは残っているが、しかたのない気もするし、いくつもの会社を離れた今では、もうどうでもいい気もする。昨日のことも大事だし、昔のアルバムを見直すのも懐かしく楽しい。とはいえ、今日の夕方の晩ごはんのおかずとそのときに飲む発泡酒*1のことをあれこれと考えるのもまた楽しい。
つじあやのさんの歌に「晩ごはん、おいしいおかずが食べたいな...!」というものがある。毎日の実感ですねヽ(´▽`)/
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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*1:最近おいしいのを見つけたの。安いしさヽ(´▽`)/