〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

上野美樹+チドリグラフ「月待ち月 喜び雨」インスタレーション@バー月読・7月3日まで

【このイベントはすでに終了いたしました。ごめんなさい。】

 

美人美術家の上野美樹さんが光のインスタレーション行っています。

2017.6/16-7/3 (19:00から 火曜日休日)

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上野美樹 / Art / Paintings

 

場所は、バー「月読」さん富小路御池上ルヽ(´▽`)/ 

とってもいいバーです。二階にあるのでね、窓が広い。

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http://bartsukuyomi.wixsite.com/home

 

ぼくも6月17日の土曜日の宵におじゃまして、ゆったりと落ち着いてお酒をいただきながら踊る光を楽しんできました。

 

 

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富小路御池上ル、で、馬サシ屋さん、上ルヽ(´▽`)/ 

左手の階段を上がります。

 

窓が広いので春は桜、初夏は緑、秋は黄葉が楽しめるヽ(´▽`)/ 

この写真は春の夜桜のころのものですが、今回はこの窓のひとつにすだれをかけ、すだれをスクリーンとしてうまく使っていらっしゃいます。光と淡く繊細で有機的な絵画とのインスタレーションになっています。

 

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京都のバーでゆっくり美味しいお酒をいただく時間は大切にしたいと思っています。

 

お時間のある方はお食事の前後に、ぜひご訪問ください。

 

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東京人がカチンとなる京都弁・シリーズ(?)

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十数年前、京都に来るまでは、関西の方が「吉本新喜劇、大好きで毎週見てるよ!」っていうのは、ある種の偽悪というか、失礼ながらそういう世間的にはあまり高く評価されていないもの(俗なもの)アナクロニズムで、「自分はあえて面白いと言うよ、だって俺って、ものが分かるからさ」というマイナスの衒学というか、そういうものであって、実際はみんな本当は観てないんだろうなって思ってました。


あにはからんや! みんな観てるんですね。いや、みんなっていうのは語弊があるけど、楽しんでる人が多いです。ごめんなさい。

 

吉本新喜劇は、京都ではMBS毎日放送で毎週土曜日午後1時ちょっと前(12:54)から放送されています。で、テレビで観てみてちょっと、あれ...? でした。昔みた大宮伝助の「デンスケ劇場」みたいだなって。だもんで、以前一度、なんば花月に行って、漫才と新喜劇を生で見ました。

漫才は、まあ、いろんな漫才師さんがいるけど、「おさむちゃーん」がすごく面白い。おさむちゃんが単に「でんでんダイコ」の真似して馬鹿笑いするだけなんですけど、お腹が痛いほど面白い。カウスボタンはテレビで観てても面白んだけど、もっともっとずーっと面白い。

 

やっぱり舞台は違うなって。

 

でもね、その回だけだったのかもしれないけど、新喜劇の方は、ぼくにはあまり楽しめませんでした。

 

お好きな方には申し訳ない。ディスってるわけではないんです。

ルーティーン・ギャクを知らなかったり、おきまりのキャラクター設定になじみがなかったからよくわからなかっただけなのかもしれない。「くっさいな〜」とか「ブッサイク〜」とか、文化や言葉の問題なのかもしれないですね。

 

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インガスンガスン......! ヽ(´▽`)/ 

 

 

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京都に来たばかりの頃、ある申込書に記入したとき、字を間違えちゃった。そんな誤字のある書類を「ブサイクですね!」って言われてカチンときたことがあります。

「ちょっと体裁が悪いですね」程度の軽い意味なんでしょうけどね。ブサイクって容姿についてのマイナスな形容にしか使ったことがないので、書類の誤字について「ブサイク」と言われたことの刺激が強かったんだと思います。

 

その後数年して、若い女性とカレーを食べているとき「このカレー、えげつないですね」と言わはっていて、ショックでした。

「えげつない=下品でどうしようもない」としか理解していませんでした。彼女は「このカレーはとてもカライ」と言いたかったようです。若い人の物言いだったのかな?


逆に、東京出身のぼくが普通に話していても「冷たい」「きつい」とか、いまだに言われますしね。電話のときなんか特に。「怒ってはるみたいですよ」とか言われる。

 

 

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関西の男性が東京の女性に冗談を言って、女の人からのリアクションが標準語の鼻にかかったちょい低音で...

「ふ、バカじゃない...(冷笑)」

とかだったら、マジぶち切れられますよ。

これだけテレビや交通が発達していてもまだまだ関西と関東は異文化なんでしょう。そこを楽しんでこの十数年過ごしてきてます。

僕のモットーは、「随所に楽しむ」。

東も西も、北も南も楽しんでいきたい。こちらの人には迷惑かもな。あはは。

京都・祇園にも吉本花月があるから今度行ってみようかな。

 

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関西の方もうなぎは背開きで一度蒸した「関東風」の方がお好きな方もいらっしゃいます。僕は、腹開きの関西風もパリパリしていて好きですよヽ(´▽`)/

 

名古屋のひつまぶしも関西風で焼いたのを使うんですよね。豪華で美味しい!

写真は京都錦市場「のとよ」さんのうなぎの蒲焼関西風。最初に見たとき、頭がついているのにびっくりぽん!

夢のように美味しいです。京都でうなぎ、いいですよ。

 

京都市内でうなぎのオススメはね...

 

錦市場の「のとよ」さん - 関西風

   錦市場商店街 | 店舗紹介

 

・堺町綾小路下ル「にしき江戸川」さん - 関東風

   いらっしゃいませ!京都にしき江戸川のホームページです!

 

 ・堺町五条上ル「江戸正」さん - 関東風・坂東太郎

   江戸正(地図/四条烏丸・烏丸御池/うなぎ) - ぐるなび

 

どこも美味しいです。京都のウナギ屋さん、全部回ったわけでもないし、他にもいっぱい美味しいお店はあるようですけど...

 

せっかくだから関西風の「のとよ」さんはいかがでしょうか?ヽ(´▽`)/ 

ぼくは関東からの友人にはのとよさんをご紹介します。

みなさん喜んでくれはりますよ。

 

 

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自転と公転の違いについての一考察

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幸福は、気まぐれに単発で突然やってくるだけだが、不幸は、計画的に運行される貨物列車のように必然的に明確な意図を持ってやってきて、そしていつまでも途切れることなく続く。
 
誰か気取った作家が言ったことか? 
 
知らねえけどさ、要するに、泣きっ面に蜂、降れば土砂降り、溺れる犬はたたきのめされる。昔からみんな知ってるそういうことだ。
 
けどね、自分に力があって調子に乗ってるうちは、そんなことはわからない。
 
不幸はやってこないし、ちょっとつまずいてもいつでも挽回できる。転んだって、周りの人は微笑んで手を伸ばしてくれる。ぼくは親切からだと思ってはいたが、実のところはぼくからの見返りを期待していたのかもしれない。
あるいは、助けなかったことで恨まれて、後でぼくから仕返しをされることを恐れていたのかもしれない。
 
 

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そんな勢いもいつまでも続きはしない。日は暮れて、夜は訪れる。
 
「大丈夫、陽はまた昇る」
 
それはウソだ。
 
地球の自転も公転も、止まるときはくる。太陽と地球との間の途方もない距離を一単位としてしまうケプラー的な長い目で見れば、陽はまた昇らないのだ。
 
ぼくがそれを考えていなかっただけなのであるのであるのでアールヽ(´▽`)/ 
 
 
 
(2015.10.17に別ブログで発表したものに加除訂正を加えました。)

©️ 朽木鴻次郎
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