京都らしく都会的で、ウィットとユーモアに富んだ会話、幅広い知識、センスのある選曲、大好きだった京都の朝の声。
サトウヒロキさんが亡くなりました。
++++引用
5月22日より、番組「 α-MORNING KYOTO 」をお休みされていたα-STATION DJ 佐藤 弘樹氏がご病気のため永眠されました。享年62歳でした。
謹んで、リスナーの皆様にお知らせ申し上げますとともに、ここに生前の氏へのご厚誼に深く感謝申し上げます。
尚、葬儀につきましては故人のご遺志、ご遺族のご意向により既に近親者のみにて執り行われました。
氏は、お元気な頃から、DJとしてプロフェッショナルの在り方を常に考え、リスナーの皆様のもとへ毎朝自身の声や考えを、番組「 α-MORNING KYOTO 」を通しリアルタイムで届ける事に徹してこられました。
それは体調を崩されてからも変わることがなく、ご本人の「最後まで、オンエアマイクの前に居たい」という強いご希望に、私どももでき得るかぎり寄り添えるよう、「病状は一切公表せず」との氏のご意志を尊重して日々話し合いの場を持ちながら、病状と向き合い、体力の続く限り務めてこられた生放送を見守らせて頂きました。
療養に入られて以降、出演者、スタッフ一同、毎日佐藤さんのお帰りを待って番組をお送りしてまいりましたが残念ながら復帰は叶うことがないまま、5月21日が、氏の最期の放送となりました。
ご訃報に接し、私どももいまだ信じられず驚きを隠せませんが、ご心配をおかけいたしましたリスナーの皆様にはこれまでたくさんの温かい励ましや、応援のメッセージを賜りましたことを、心より厚く御礼申し上げます。
「おはようございます、佐藤弘樹です。」
α-STATION FM-KYOTOの朝の顔として、声として、25年と8ヶ月。
ここに、番組「 α-MORNING KYOTO 」に多大なるご貢献をいただきましたDJ 佐藤弘樹氏へ哀悼の意を表しご逝去を悼み謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からのご冥福をお祈りいたします。
++++引用終わり
ぼくより三つ年上。勝手に同世代と自認し、「ウンウン、そうだよな〜」とニヤッとしながらサトウさんの語りを聴いていました。名物コーナー「ワンポイント・イングリッシュ」もとても勉強になりました。
・今週も、トントントン、と、もう木曜日。
・いえね、ぼくなんかも諸先輩に『サトウな、そういうときってのはな...』
・最近のお若い方の話を聞いてますとね、『あ、そうか...! この子たちはあのときまだ生まれてないんだ!』
・昭和30年代ってのは、実は相当ワイルドな世界でありまして、ぼくなんか思うんですけど...
北海道のご出身。アルファには珍しい「京都・ノン-ネイティブ」な語り口。
大好きでした、朝7時から始まる3時間。月曜から金曜の帯番組「α-morning 京都」。任天堂を退職して、一年ちょい前に関東に戻ってきても、ラジコでずっと聴いていました。会社員時代は、8時過ぎ、会社に出かけるまでしか聴けなかったけど、退職後はほぼほぼ毎日初めから終わりまで聴くことができたんです。
ぼくもこのブログで、ちょいちょいとサトウさんのことに触れていました。
おはようございます。サトウヒロキです。(低音)
もう、リアルタイムで聴くことはできません。
ご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。
© 朽木鴻次郎
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