〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

試験の思い出

学生時代はxxxxばかりやっていて、全然勉強しませんでした...!社会人になって思うのはもっとちゃんとやっておけばよかったな、ということ。今、経済学や組織論を勉強し直しています。

よく聞く話だね。

 

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大学は法学部に進んだのだが、成績は良くなかったです。勉強はしたんだけどなぁ...

初年時のある試験で「xxxxについて述べよ」という設問だったので、自分の考えを書いたらバツ。通説を要領よくまとめるとマルでした。

自分の考えを述べるにせよ、通説はこれこれなのだが、と通説は通説でちゃんと理解していることを示した上で、しかし「自分はこう思う。そういう主張も別説としてある」とか解答案をかけばよかったのかもです。そこまではできなかったのかもしれない。つまりは勉強が足りなかったんだな。

 

同じ頃、学説がA説、B説とあるとして、どちらも理屈は通っている。ではなぜA説が通説とされるのかといえば、B説よりもより説得的で納得が得られるものだからだというような講義を受けて、なんかいい加減だなあとは思った。A説をとなえる学者さんもB説を主張する教授も、それぞれ自説が「説得的で納得がゆくものだ」と考えたからだろう。結局多数決なのかよって。

その頃は「正義」が一義的に定まるものだと信じていたんだろうな。

お弟子さんのたくさんいる有名大の偉い先生の意見が通りやすいという「学閥」なんてものがあることも知らなかったし。説得的でなくてもわざわざ別説をとなえる人もいるでしょう。あえてニッチを狙うってやつかな。今ならそんなこともよく分かる。

 

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まあなんとも要領の悪い学生だったのですね。世間知らずともいう。そのまま年食っちゃったかも知らねえなあ。まあいいや、レットイットビー。それでいいのだの醤油*1

 

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*1:「野田の醤油」のシャレです。