今まで何回も生きていく上での「選択」をしてきたが、大きく間違えたことはない。だからと言って、次に行う選択が地獄へと続く一本道ではないとはわからない。
...おっと、ここまで書いたんですが... あれ?ほんとはすごく間違えちゃってたんじゃないのかな、おれ?
もしかしたら、大失敗な選択をしてたのだけど、自分で気がついてないだけなのかもしれない。
今に到るまで。
選択した結果に失敗がなかったのではなくて、失敗した後でなにかなんとかうまく立ち回れてたのかもしれない。
知らずに不味いお店と悪評のラーメン屋に入っていたんだが、偶然一番「マシ」なチャーハンを頼んだので、
「え?あのお店?まずいの?へー? うん、まあ、フツーだったよ」
とかね。
西か東か、南か北か、どっちに行こうか答えが出ないもんだったら、えいやっ!っとクジのようなものに決めてもらっても、三日三晩寝ないで熟考してもおんなじだという意見もあるんだろうが、ぼくだったらクジには頼らないだろうな。後悔しそうだもの。考えに考えた結果だったら、受け入れるんじゃないかな。
難しいね。
だれか頭のいい人が、難しい問題解決の手法として;
・複雑なのか?
・不確実なのか?
これをより分けて、どう複雑なのか、どう不確実なのかを、それぞれで考えれば解決につながるって言っているのを聞いたことがある。
あのね、たいていの問題は、複雑で不確実なんですよ。こんな知ったかぶりなアドバイスだか教えだかなんてのは何の役にも立たない。
ピーマンが嫌いだからって、青椒肉絲で、肉とピーマンをよって食べんのかよ!? ピーマンがきらいなくせに青椒肉絲を頼んだ時点で取り返しのつかない間違いだろう。
難しい問題というものは、複雑かつ不確実でただただ難しいだけなんだ。
ただし!
人は老いるし、人は死ぬ。このことは複雑でもなければ、不確実でもない。
それでも青椒肉絲は出てくるのだ。
だからね、青椒肉絲は白いご飯にのせて、ががっと食べるとうまいのです。実はぼくはピーマンも青椒肉絲も好き。回鍋肉も大好きだよ。
好き嫌いはない(少ない)方がいいんだな。
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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