豊臣秀吉は豊国神社に祀られてますが、墓所はちょっと離れたところにある。先日アメリカの友人に教えられました。
「コージロー、おまえ、行ったことないの?」
- 行ったことない....
++++
ぼくは京都駅から塩小路を三十三間堂まで行って、七条に上がって、さらに東に歩いて行きましたが、豊国廟に行くなら、京都駅からタクシーなりで京都女子大学にある廟の入り口までビューンといったほうがいいです。
.... ということです。徳川の豊臣に対するうらみってすごいな。400年打ち捨てられてたら、明治に改修したときどんな状態だったんだろう。
ここで100円払う。人がいないときは、参道の入り口の柵にある箱にお金を入れる。
参道の入り口。ここから、大変ですよ。
これだもの。それに人がいない。ぼくだけです。太閤秀吉さんに「大変な人生だったね」と話しかけながら登りました。
まじちょっとこわい。
上を向いて登ると、水平の感覚がなくなって、のけぞって転んでしまうんではないかという気がするんです。
自分の足音と風の音しか聞こえない。
あともうちょっと。階段は急になります。
今見ると門が人の顔に見える。
墓所はその先の光の当たっているところ。暮石となっている五輪塔の先っぽ(空輪)がちょっと写っています。
ようやくたどり着いた。
写真ではわかりにくいのですが、五輪塔はびっくりするほど大きく、威圧感がたっぷりです。
横からも撮らせていただきました。
これ、降りるんです。「降りれんのかな?」と思いながら登ってきたのでしたが、いざ降りるとなると、やっぱり、ね。
人がいないし。くどいけど。
転ばないように、ゆっくり降りましょう。
大変だったけど、行って良かったです。420年近く豊臣秀吉さんはここで京都を見下ろしながら眠ってるんだって。
重要事項:ぼくは5月の明るい日中(午前中)にお参りしましたが、冬の暗い日、雨の日、夕方はお勧めしません。というより、灯火は一切ないです。階段は急で長いです。周りには木々がうっそうと茂っています。夜は当然のこと、夕方でも多分きっと真っ暗になって危険ですのでマジご注意。
女性は複数人で行ったほうがいいと思います。襲われることはないでしょうが、人がいないので、ちょとこわいかも。ぼくはこわかった。
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