〜 ハリセンボンのおびれ ・旅芸人 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

ペリカンのシグナムと青い三本の万年筆

万年筆は好きです。

 

f:id:tavigayninh:20170625075401j:plain

 

f:id:tavigayninh:20170625145559j:plain


1984年、大学の卒論は万年筆で清書しました。母親が使っていたものをもらったのです。上の二枚の写真がそれヽ(´▽`)/  ワープロを学生が使い始めるのはその数年のちのこと。

就職して、このペリカンを使っていたら......

「おまえ、万年筆なんか使ってんのか? そんなめんどくさいもの...... どうせ、すぐに使わなくなるんだよね!」

Kさんという当時32歳の上司が、ぼくを嘲笑って、そう言いました。

1980年代の半ばの当時は、少なくなったとはいえ、万年筆を使っている人はまだまだいました。なんせ、「そろばん」を使っている経理担当者もいたくらいです。

イノセントで鈍感なぼくは、「そんなものなのかな?」としか思わず、使い続けていました。

 

今なら、Kさんは単に新入社員をバカにしたかった・傷つけたかっただけだったとわかります。

 

 

f:id:tavigayninh:20170625080234j:plain

 

「自分へのゴホウビ」っていつ頃から使われはじめていたでしょう?

中国の長期出張・マレーシア/ベトナムへの赴任、その任期明けには空港の免税店で記念に万年筆を買いました。赴任中、サイゴンのドンコイ(蜂起)通り・旧ツヅー(自由)通りの古道具屋でどうしても欲しくなって買った一本もあります。20ドルぐらいだったかな?上の写真の一番手前のもの。

 

万年筆は今でも使ってますよ。どうしてるのかな、Kさん。

まだ生きてんのかなヽ(´▽`)/ 

 

++++

上の写真二枚はペリカンの「シグナム signum」シグナムとはラテン語で「記号・符号」という意味。70年代の終わりから80年代にかけて販売されていたらしいのですが、すごく評判が悪くてこのペンは廃番になったそうです。

シグナムはスリムで、いかにも70年代なデザインで好きヽ(´▽`)/ 

 

三枚めの写真、アマゾン・ダンボーと写ってる万年筆は手前から:

サイゴンで買った「ジャガー Jacura」

・マレーシア帰任時に買った「パーカー・デュオフォールド・センチニアル・青」

ベトナム帰任時に買った「パーカー・ソネット・青」

 

これ以上、万年筆は増やさない、予定ですヽ(´▽`)/  

 

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:カメラと写真・旅芸人〜タバスコとシナモン
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh

 

ダンスは楽しい! ヽ(´▽`)/

その兵隊さんはとても疲れていました。

戦争は長くとても長く続いたし、兵隊さんはだんだんだんだん歳をとって来たし、軍隊を追い出されたときに隊長さんはお金を少ししかくれませんでした。

うちに帰ろう...!

でも、兵隊さんが生まれてから軍隊に入るまで育った街には兵隊さんが知らない人たちが住んでいて知らない言葉を話していました。途方にくれた兵隊さんが森の中をトボトボと歩いていると、なんだか聞いたことのない音が聞こえます。

 

f:id:tavigayninh:20170624092428j:plain

 

誰かがバイオリンを弾いていたのです。

ところが、兵隊さんは太鼓の合図で鉄砲にまっ黒い火薬と鈍く光るナマリ色の弾丸を詰めたことはあっても、鼓笛隊のマーチで行軍したことはあっても、ラッパの号令で腰に吊るしたサーベルを引き抜いて敵の陣地に突撃をしたことはあっても、こんなに優しく楽しく悲しく、神様だか天使だか悪魔だかの手に、心がぎゅうっと握りつぶされてしまうような「音楽」というものを、年をとってしまった今のいままで聴いたことがなかったので、一体全体なにごとだろう? とただただ不思議に、ただただ苦しく思うだけでした。

そのうちに...... 音楽に合わせて、兵隊さん身体が勝手に動き出しはじめました。手が足が、その不思議な音に合わせて動き出して止まらなくなってしまったのです。 そうして、聞こえる楽しい音を頼りにわれ知らずにその年老いた兵隊さんは森の中を進んでゆきました。

ふと気がつくと、こんこんと湧き出る泉のほとりに質素だけれどもきれいな小屋があって、そこには今まで兵隊さんが見たことも無いような...... ヽ(´▽`)/

 

f:id:tavigayninh:20170624095020j:plain

 
2008年7月、当時通っていたジムにダンス系エキササイズの「ボディジャム」が導入されました。出てみたんですが、全然動けない!
オタオタ、アタフタしてしまう。それまでスタジオプログラムにはそれなりに参加してきたので、できると思っていたんで、大ショックでした。

身体の動きとリズムの感覚が、全然違うんですね。全然動けない、手と足がついていかない... でも、音楽のノリがいいし、ちょっと頑張ってみようかな、って思いました。できたら、かっこいいかな、と。コリオ(ふり)を覚えて、なんとかついていけるかな、ジャムもこなせるぜ!とか思っていましたが......
 
2011年の夏、ダンスがとっても上手なあるインストラクターさんがダンスレッスンを始めました。週一回、4回での有料コースだったんです。「カッコよく動くダンスの基礎」みたいなことがテーマだったんで、参加してみたんです。参加者は、4人だけでした。有料だからな......
 
内容は、というと;

・リズム取り

アイソレーション

ほぼそれだけ。

 

びっくりしました。こんなことやるの? でも、いままでちゃんとリズムが取れてたのか、ジャムを何年もやっていたのに、足さばきとか、手のうごきとか、ターンとか...要するに「ふり・コリオグラフィー」そんなことばかり気にしていて、アップもダウンもリズムすらもきちんと意識していなかったし、できていなかった。

アイソレーション (isolation)」とは 体の一部、頭とか、胸とか、腰とか、その部分だけを独立して動かすことです。

ほら、よくインドのダンスで、首(アタマ)だけを横にひょこひょこ動かすのがあるじゃないですか。あれが、アタマのアイソレーションの一種です。

柔軟やって、リズム取りやって、アイソレーションやると、一時間のレッスンが終わっちゃうんですけど......

ダンスって、こうやって練習するんだ!

目からウロコでそう思いました。

 

もちろん、基本の技、「トゥエル」、「クラブ」、「ランニングマン」、「ロジャーラビット」「ハンドウェーブ」なんかも教えてもらいました。

 

身体を動かす神経でいままであまり使ってなかったけどダンスの時にはよく使うもの、使わなかったから弱く・細く(イメージ)なってしまった神経をつなげて、脳と筋肉を結ぶ神経をつなげて、「身体を動かす」ための訓練が、基本のリズム取りとアイソレーションなんですね。

ダンスの基本が、リズム取り、アイソレーションであること、これは遅ればせながらの大発見! 


ところが、クラスは、二ヶ月で終わってしまいました。参加者申込者が少なくなっちゃったんですね...... 地味なクラスだったからな。

 

昔のヒップホップも楽しいし(懐かし...!)80年代。

www.youtube.com

 

新しいオールドスクール(?)もめちゃかっこいい

www.youtube.com

 

 

アダルトコンテンポラリーっていうんですか?最近のチャートのナンバーもいいですなぁ。

www.youtube.com

 

www.youtube.com


ダンスは楽しくなければつまらんちん。

そうこうしながら、ダンスを続けてきたんですが、ぼくが通っているジムでは、なんか大人の事情(笑)で、ボディジャムとシバムというプログラムが無くなって、「メガダンス」というものに変わってしまいました。2016年の夏のことです。

 

細かいことをいえばジャム・シバムとメガダンスとは違いはたくさんあるのですが、ダンスプログラムが継続するのは嬉しいことです。

 

ジャムとかシバムとか、メガダンスとか、あるいはズンバとかのスポーツジムのダンス系エキササイズは、ダンスの基本ステップをちょいちょいアレンジ(やりやすく?)して取り入れています。ダンス系とはいえ健康を目的とした「エキササイズ」だもんね。見せる・魅せるダンスとはやはり違う。

 

でもね、そのアレンジされた基本動作のオリジナルを探すのも楽しいです。いまは、ネットにも、いっぱい動画がアップされていますし。

 

音とリズムにあわせて身体を動かすのは楽しいんですヽ(´▽`)/ 

それに、キレッキレで身体動かして踊るより、ゆるくだけどちゃんとノッて踊る方がかっこよかったりする。

 

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:カメラと写真・旅芸人〜タバスコとシナモン
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh

 

スジを通せば、これが「ちくわぶ」ヽ(´▽`)/

2004年に京都に来て、そういえばコンビニおでんに「ちくわぶ」がないなって思いました。

そもそもちくわぶ」関西じゃあまり通じない...!

 

f:id:tavigayninh:20170624074541j:plain

 

おでんの具材のちくわぶは、てっきり全国区だと思いましたが、そうではない。数年前は京都のチェーンスーパーでも売ってたんですが、先日探したら、もう取扱いをやめてしまっていた模様です。

 

ようやくデパ地下のコーナーに見つけて、早速ウインナ巻と一緒に煮込みました。ちくわぶを初めて見た方には、味の想像がつかないでしょうね。

 

ちくわぶ」って、ちくわ寄り? 生麩寄り? はんぺん寄り?

 

関西の友人から、こんな質問を受けました。

 

「うどん寄り」ですヽ(´▽`)/ 

 

でもね、ちくわぶよりも、もっと通じないものがある。

 

f:id:tavigayninh:20170623195701j:plain

 

スジ。

 

これは、関東のおでん屋さんで撮った写真。

関東でも牛すじが売ってるのね。牛すじ、うまいよね。おでんだけじゃなくて、カレーにしてもうまい。

そんな関東でも今では一般的になった牛すじ。

 

そしていまどきは、スジに「魚肉スジ」って、わざわざ注釈がつくほどに...ヽ(´▽`)/ 

 

スジって言えばスジなんだけど、通じないなぁ... と一人涙を流しながら不幸を嘆いていましたがワタクシの認識不足。

 

むしろ「スジ」は関東ローカルらしい。スジはスジ!...なんだけどなぁということで、京都では「絶対」売ってない本当の「スジ」がこちら。

 

 

f:id:tavigayninh:20170623195816j:plain

 

これは半分。半分でいいのよ...

そんなにうまいってもんでもないから...(゚Д゚)ハァ?

 

 

f:id:tavigayninh:20170623195839j:plain

 

こう切る。そして、こう出す。

ワタクシ、スジよりかウインナ巻が好きなんですよ、ほんとはね。

スジはね、和ガラシをいやってほど、鼻がツンっとするくらいつけていただくと美味しいよ。(...クセがある、ボソっ)

 

 

f:id:tavigayninh:20170623195941j:plain

 

関東では、「スジ」はコンビニの定番だよ、右上に「スジ」ヽ(´▽`)/ 

 

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

姉妹ブログ:カメラと写真・旅芸人〜タバスコとシナモン
ツイッターhttps://twitter.com/tavigayninh
インスタグラム: tavigayninh