〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

不祥事や企業犯罪の発生する理由

贈収賄、不適切な供応接待授受をはじめ、浜の真砂はつきるとも、コンプライアンス違反はなくならないですね。なぜなのか?
人間が犯してしまう犯罪、気がつかずにハマってしまう陥穽。いろんな理由はあってそのそれぞれは正しいのだと思います。

まずは「割れた窓」理論。割れた窓の代わりに「赤いクモ」を使いましたが...

  f:id:tavigayninh:20210310080322p:plain

割れた窓(不正)を放置すると、さらに割れた窓は増える。逆に割れた窓をなくすと、不正は減る......
割れた窓理論は、犯罪率一般との相関関係は否定されているらしいですが、秩序ある職場による個別の不正に対する抑止力にはなっていると考えられます。

もうひとつ。不正のトライアングル理論。

   f:id:tavigayninh:20210310080500p:plain

機会、動機、正当化。これが不正を生む、と。

ではその正当化はどんなときに行われるのか。組織経経営学の新制度派経済学では「不確実な環境のもとでの合理的な個人の行動を理論化」することが行われている。学歴もあり社会的なキャリアも重ねてきた人間が、非倫理的な、不合理な、ときとすると違法ともなる行動を選択する・選択してしまうのはなぜか?ということです。

動画をご覧ください。

www.youtube.com

 

「考えすぎ」ではないんですよ。そもそも人間の合理性なんて限定的でしかない、それが出発点です。

   f:id:tavigayninh:20210310081558p:plain

いま、自分が行う判断は、本当に合理的なのか?それでいいのか?と立ち止まって考えてみるときのチェックポイントとしてみてはいかがでしょう。

 

 

注:コスト理論、エージェンシー理論、所有権理論については: 「改革の不条理」(朝日新聞出版)「組織の不条理」(ダイアモンド社)菊澤研宗 「見抜く力」(プレジデント社)佐藤優 これらを参考にしました。 動画の中で「新組織論」と言っているのは「新制度派経済学」のことです。

©️ 朽木鴻次郎
~~~~~~~~~~~~~
 

kuchiki-office.hatenablog.com

~~~~~~~~~~~~~