京都での会社勤めを辞めてしもうて、関東に流れ戻ってきたわたくしでございます。
・ちょろっと動くと、お金ががっぽり儲かって、女の子にチヤホヤされまくる!
そんな仕事ないかな〜、ないかな〜って、ツユ空の大都会をあてもなくさまよっていると、国電高架下の変電器にポスターが貼ってありました。
“本業より儲かる! 週に2-3時間、美女のお相手をしてがっつり儲かる。50-60代のシニア男性も大歓迎!”
よし、これだ!それいけ〜っとばかりに応募しようとしてたら、長年の友人に止められちゃった。
クチキクン、もっと地面に足をつけて人生を考えてみなさい。
それもそうですね。
ちゃんと就活しなさいよ。今の学生ってね、就活のときに「SPI」ってテスト受けさせられるのよ。知ってた?
うーん、なんか聞いたことあるよな、ないような...
彼女はSPIテストの問題集ってのを見せてくれました。
びっくり。おれ、絶対できないよ、これ。
SPI とはSynthetic Personality Inventory の頭文字。シンセティック(総合的な)・パーソナリティ(人としての個性や性格)・インベントリー(在庫、アイテム一覧、目録)のこと。
「その人の人間性や能力をあらゆる角度から洗い出したものを、一目でわかるように一覧にまとめる」ということなのだな。そのためのテストだ。すげー!アッタマのいいやつが考えたんだろうなこれ。
肝心のテストの問題はと言えば、なんか有名中学の入試問題のようだな。
そっか。これやって採用を決めてれば、入社してみたらトンデモナイ奴だったと分かったとしても:
いや〜、SPIの結果は良かったんですけどねぇ...
って採用担当者は言い訳できるっちゅうわけか。*1
昔だったら「ティー大だから大丈夫と信じて採用したんですよ」って言えたけど、今なら「学歴で採用を決めるな!」とか「大学で人間がわかるか!」って言われちゃうもんなあ。人事選考は難しい。それは分かるけどね。
ほほう、SPIって、リ○ルートさんが開発したんですか。「マッチポンプ」という言葉を思い出しましたよ。今の大学生は就職活動として、SPI試験の対策たてて、問題集もこなすそうな。そういやTOEICだって対策参考書が今はいっぱい出てる。
試験、大キライ。
SPIテスト受けての就職活動、おれだったら、絶対受からないと思う。
SPIという試験があることは分かりました。
That's it! はい、おしまい。
.... 変電器の貼紙の連絡先、もう一度確認してこよっと... 確かケータイの番号だったような気がするけど、あれはどこのガード下だったかな ヽ(´▽`)/
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*1:もちろんPSIだけで採用を決めるわけでもないんでしょうけどさ。