〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

そうだよ、偉いんだよ

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海外赴任の期間として妥当な期間は次のようなものだと思う。

・単身なら三年

・家族帯同なら五年

 

一年目は現地の事情や仕事を覚えるのに背いっぱいでマゴマゴしてしまう。

二年目にはようやく仕事も覚えてくるし、ローカルの様子もなんとかわかるようになる。

三年目になると仕事が面白くなってきて、

四年目になるとそろそろ日本に帰りたいなぁと思い始めて、*1

五年目になるといつまで居させるんだと心がささくれてくる。*2

 

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そんな話を出張先の海外赴任の駐在員の人としていて「そだね〜、うん、わかる〜」みたいな、要するに世間話ですよ、和やかにご飯を食べていたら、同行していた若い同僚がおもむろにこう言い放った。

 

海外赴任していたことがそんなに偉いんですか?

 

自慢話に聞こえたのかな?

  

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その場では「いや、偉いとかえらくないじゃなくてさ....」とか話題を変えた。世間話だもの。

多分そいつは「赴任したことがある・ない」がどうとかではなくて、単にぼくのことが嫌いなだけだったんだろうな。ぼくが黒い靴を履こうが、茶色い靴を履こうが気に入らないんだろう。

ほんと、めんどくさい。

 

© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎

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*1:ずっとここにいたいなと思い始める人もいるけど

*2:「いつ帰任命令がくるんだ、まだここにいたいのに」とビクビクする人も!