会議やプレゼンテーション、客先との商談の席などで、ついつい出てしまいがちなのが前置き。
・「拙い説明かもしれませんが、なにとぞあらかじめご了承ください...」
・「ごちゃごちゃと申し上げて、分かりにくかったかもしれませんが...」
そういうことは、一切言う必要はないとぼくは思っています。雑音・マイナスにしかならない。一言ぐらいならまあいいとして、長い人、いますよね。
・(ちゃんと準備してくればいいのに...)
・(頭の中が整理されていないんだな。ほんと分かりにくい説明!)
そんな風に思われているのかも。少なくとも、ぼくはそう思います。
聞きにくい質問をしなければならないときがありますよね。そんな場合にも:
・「細かい質問で恐縮ですが、この事業計画で購入予定の土地の価格は...?」
・「もしかしたら、お答えにくいかもしれませんが、御社の人件費は...?」
・「やらしい話、ぶっちゃけ、お給料いくらですか?(*≧m≦*) 」
全部不要です。
実際、『相手さんも答えにくいだろうな』という質問こそ、上に述べたような<いいわけ言葉> を入れずに、淡々と聞いたほうがいいんです。
そのほうが、先方は、素直に答えてくれる場合が多いです。
こういった、<いいわけ言葉>のことは、英語で <padding (パディング)>って言うんです*1。その意味は「つめもの」「いらないもの」って言う意味です。
パディングは不要です。
案外、言ってしまいがちなんですが、ぼくは努めて言わないようにしています。
お医者様でもそうですよね。
・「はい、下着を脱いでください」
・「じゃ、そこに寝てください。胸を触りますよ」
淡々と行く。
・「仮に医者とはいえ、私みたいな男性の前で、下着を脱いだり、診察台にそのまま無防備に横になるのは、恥ずかしいでしょうし、不安もあるんじゃないですか? 盗撮されてるかも、とか、でもそんなことはないんですよ。検診ですからね。いひひ、胸を触ります〜...(^,^¥ 」
いやでしょ? ( ´艸`)プププ
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*1:IT用語に転用されているそうですね。