大阪のディンクス社が展開していたブランド「ビーバレル」のBB0044「西太后」モデルです。スケルトンといえばマリーアントワネット。ただし中国産だから「西太后」と言うシャレ。中国大陸は、この10年で、ものすごく変わりました。最低賃金なんか、10倍以上かな。高品質の機械式時計を中国産にすることで破格の価格で提供しようとしていたディンクスさんも、もういまは、ビーバレルシリーズ作っていない・作れないです。しかし、機械式時計への情熱は本物でした。
スケルトン時計、大好きです。中身が見えるから。
裏も楽しい。綺麗なムーブメントですね。ユニタスのコピーで「マネタス」だって。これもシャレ。機械彫りとはいえ、彫刻が可愛いです。
ウンチク.1
右下の丸い輪っかがテンプ。テンプが時計の正確な進行を左右するので正確な回転が求められる。微妙なバランスを調整するために「ネジ」が歯車のように植えられています。これが「チラネジ・screw regulated balance」。
ウンチク.2 *1
テンプ軸からすっと左に伸びているのが時計の進み具合を調整する「ロング緩急針」です。時計が進む・遅れるを微妙に調整できるように、調整針が長くなっているもの。
++++
この時計、直径は、43ミリで、ちょっとデカ、です。
西太后だもの、あはは( ´艸`)プププ
© 旅芸人・tavigayninh・朽木鴻次郎
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*1:写真は角度を変えました。