〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

会社とは人間関係

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サラリーマン人生で、後悔して(?)いることは、人間関係で仕事が決まっていく、ということに、あまりに無頓着だったことかもしれません。

 

会社では人間関係がとても大事なんです。

 

なにを当たり前のことを?

 

先日、ぼくの若い友人が「職場には友人はいらない」と言っていたことを記事にしました。ぼくはそこまでは割り切れないんだけど、職場での人間関係をあまり重視してこなかったのも事実だと思います。 

 

人間関係がとても重要だというのは、日本の会社だけではないです。外資企業の日本法人にも勤めたことがありますが、そこでも、人間関係って、とっても大事でした。

 

新入社員だったぼくに、あるいは会社勤めを始めて2、3年目のぼくに、今のぼくがもし言えることができるのならこう言いたいです。

 

・会社の中で、物事が決まっていくメカニズムや文化、組織の力学をよーく観察するんだよ。

・そして、重要な人間/キーマンとは『個人的な関係』を築いていくんだ。

・そんなキーマンに特別なお土産を買ってきて渡したり、その人の好きな趣味を真似てアピールしてみたりすることを恥ずかしいと思ってはいけないよ。みーんなやっていることなんだからね。飲みにいったりゴルフ行ったり、一緒に風呂に入って背中を流したりするんだ。

・お世辞を言ったり、ゴマをすったりしてくるヤツのことは、「お世辞・ごますり」ってわかっていても、くすぐられる側からするととっても嬉しく気持ちのいいものなんだよ。

 

<情けは味方、仇(あだ)は敵>

 

「馴れあっちゃいけない」? 馴れ合いとは違うんだ。仮に馴れ合いだとしても、それがなんだというんだ? 君が得をするんなら、それでいいじゃないか?」

 

...... うーん、でも、そんなこと言われたとしても、当時のぼくは聞く耳を持たなかったろうな。

 

 

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そんな人間関係、ってか妙な力学や馴れ合いや慣例・空気ばかり気にしていたら、仕事なんざできねぇや、ってね。

 

それでいいし、良かったとも思います。他のやり方なんて結局できなかったろうな。

 

本当は後悔なんてしていないんでしょ? 

 

まあな。 

 

 

©️ 朽木鴻次郎
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