〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

定義と性質・ハラスメントについて

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2015.7.5

定義とはものに与えられる名前である。だから、祇園祭のことを「浜町音頭*1」と定義してもいいのだ。ハンプティダンプティだとしたらそうするかもしれない。

一方で、性質とはそのもの特徴を網羅的にせよ象徴的にせよ述べたものである。京都の代表的な夏の祭り、それは祇園祭の性質である。もちろん、四条烏丸が人でいっぱいで歩けなくなる夏祭り、という性質もある。*2

もちろん祇園祭を浜町音頭と定義してしまうとややこしいことはなはだしいので、なるたけ性質と寄り添う形で定義するのが好ましい。

ところが、性質の幅が広いと定義も難しいよね。

ハラスメントは繰り返される嫌がらせのこと。部下を自死に追い込むほどの悪質なものもあれば、『朽木さんの血液型がB型って受ける〜www 自己中だもんね〜♡』とかのたわいのないブラハラ(ブラッドタイプ・ハラスメント)までハラスメントの性質の振り幅は大きい。

セクハラ・パワハラが流行語になったことのドジョウを狙って、〇〇ハラという造語を流行らせようとする人もいる。

とはいえ、新しいタイプのマナー違反や職場での上司の横暴を、リモハラ*3、ジタハラ*4などと呼ぶことを一概に否定はしないよ。

だってそんな言葉で耳目を集めて、「いけないんだな」という認識が広まると思うから。

 

©️ 朽木鴻次郎
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*1:よーいやさ

*2:コロナ、いい加減にせいよ!-怒!

*3:リモートワークに関連したトラブルやマナー違反

*4:時短ワーク関連のイヤなこと

はじめに 『ハラスメントありき』?

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それこそ100年以上ずーっと昔から、職場や生活の場での「いつもいつも、こればっか。いやだなあ...」と繰り返されるハラスメント行為はあったんだよ。でも、当たり前だ、仕方ないさ、と諦めていたんだ。今でも、そんなことはたくさんある。

 

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この動画を撮って、そのあとから考えがまとまってきたのです。

 

・いやだなあ、ということは昔からいくつもいくつもあった。
・「そんなものさ」「仕方のないことだ」と我慢していたのだが、
・やっぱり我慢すべきじゃないんだ、やめてもらうべきなんだ
・だってそれは人権侵害や犯罪行為(かそれに近いもの)なんだから。

 

そんな形でまとまってきたのがハラスメントなのだよね。

明日(次の日)の動画に続きます。

 

©️ 朽木鴻次郎
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どういうアプローチで行為をやめてもらうか?

ハラスメントに関しての政府のガイドラインは、裁判で負けるレベル、違法な行為になるレベルを示している。一方で、ぼくたちはそのレベルに至るもっともっと手前で、問題行為をやめる、やめてもらわなければならない。

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なぜなら、ぼくたちの日常の生活は、裁判ではないし、職場は法廷ではないから。

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「やめる・やめてもらう」行為であれば、とりあえずやめて貰えばいいのだと思う。

「セクハラだからやめてください」「パワハラになりますからいけません」というアプローチはあえて行わない方がいいこともあると思うのです。

 

© 朽木鴻次郎
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