〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

「まないた」ならぬ行徳の「常夜灯」・日本橋とのご縁

 

アタマはたらないくせに妙に世間ズレしている、「バカでスレてる」野郎のことを「行徳のまないた」、そう言うのでございます。

 

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今の行徳は東京へのベッドタウン営団地下鉄東西線が開通してからのことだから、1970年代の初め頃からか。

行徳は古くからの在所で、特に塩田は古く徳川以前にも遡る。以来、江戸と総州を結ぶ交通の拠点の一つでもあったそうな。*1

 

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行徳の「常夜灯」が文化財だっちゅうことで行ってみました。旧江戸川川岸にポツンと「常夜灯公園」がある。

 

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由来が書いてあったりしてヽ(´▽`)/ 

 

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日本橋の連中がおっ立てたそうです。

成田山にお参りに行くだけじゃなかったと思うよ。

日本橋には「行徳河岸(ぎょうとくかし)」がある*2箱崎と蛎殻町のあたりです。要するに行徳から江戸に塩やネギ・レンコンなんかを運んで、江戸から行徳へ最高有機質肥料(おわい)を運んだ。もちろん人間も運んだ。

そのロジスティックス・ポイントだったのですな。

 

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常夜灯公園にはこんな休憩所があった。天気がいい昼下がり、そこそこ人がいて、ゆっくり過ごしてらした。

 

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全体像はこんな感じ。なんかマレーのカンポン・ハウス風な感じと言えばわかりやすい。*3

 

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メニューが泣けるヽ(´▽`)/ 

 

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向こうのガラスケースの中はというと:

ササミカツ:150円、あさり飯:200円、ジャンボメンチカツ:160円、ハムカツ:130円、天ぷら:240円*4、串かつ:150円、コロッケ:100円、イワシフライ:150円:ひとくちカツ:120円、焼きそば:200円、干ものあります......

 

干ものあります!

 

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行徳で 江戸川をニラむ 日本橋

 

 

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*1:とは言え、江戸からの宿場・間の宿は「船橋」だったのですな。船橋の飯盛り女郎は「八兵衛」と呼ばれた。なぜか?「しべえ(エッチしよう)、しべえ(四兵衛)」と客を引くので、四 + 四 = 八兵衛だとか。落語で習った。

*2:あった?おれらが子供の頃は「行徳河岸」で通じたけどね。

*3:はい。とても分かりにくいですね。

*4:だと思う。