ビーバレルのピラーホイールクロノグラフ、BB0036、通称「シンプル天津」のスケルトン版です。
ビーバレル・B-Barrelとは、最近はオモロ時計の「フランク三浦」で有名になった株式会社ディンクスといういい意味で物好きで時計が大好きな日本の会社が創始したオリジナルブランドでした。メイドインチャイナでなんとかヨーロッパのブランドが作る(実は中身が中国製のものもあるとかないとかの)時計と匹敵する品質レベルの機械式時計を低価格で作りたいという熱い想いのこもった時計でした。
ビーバレルが気を吐いていたのは10年ほど前の2010年前後のこと。以来、中国の人件費や中国製品/メーカーの品質意識の向上などを理由に、高品質・低価格・日本ブランドでの展開が不可能になったみたいです。
2009年に購入してから、一切故障や不調はありません。
ゴールド(メッキ)のムーブメントに青焼きの針。
実は、この時計、見難いんです。視認性に極めて劣る。夜なんか、時間、わかんないですよ。キラキラしてるから。スケルトンの時計、って、そもそも装飾性が重要なんで、視認性に欠けるのは当たり前ですね。そんならなんでクロノグラフかっ? ってことなんですが、かっこいいからでしょうね。あははははヽ(´▽`)/
直径42ミリ、ベルトラグ幅22ミリです。しかし、ベゼルのデザインのせいかそんなに大振りには感じません。ベルトはオリジナルのものから付け替えてあります。
裏もスケルトンです。お約束ですが、美しい。
ビーバレル、もう、復活しないのかな。悲しいな。
これと同じ、BB0036型のスケルトンでないバージョンはこれ。
白地の文字盤にはいくつかのバージョンがありましたが、こちらはローマンインデックス。12時も黒、です。針は、黒、青焼きはしていません。こちらも2009年に買いました。買った直後にガンギ車がいかれて、巻き上げができなくなったんですが、すぐに対応してもらって、それ以来、問題ありません。
ローマ数字のインデックス文字盤がとても美しい。
見とれるくらいキレイです。決して薄くはありませんが、そんなに厚みもありません。こちらもベルトは松重の黒ステッチに替えました。
この時計は、社長面談とか、重要案件のプレゼントか、勝負のときにつけます。スケルトンではありませんが、視認性ってことでいうと、あんまりよくないんです。
なぜか?
針が多いから。でもね、かっこいいから好き(◎´∀`)ノ
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