1997年8月末、新卒で就職して13年勤めた会社を辞めました。ぼくが36歳のときです。会社を辞めるときって、いわゆる「退職届」を出しますが......
ほくは、「退職願」はもちろん、「退職届」も出さなかったんです。
そのかわりに出したのが;
退職の意思のご通知
私、一身上の都合により、1997年8月31日付にて、貴xxxx株式会社を退職いたしますので、その意思があることをここに通知いたします。
でした!
あああああああ、恥ずかしいいいいいい〜〜〜 (;´д`)トホホ…
こんなものを出したんですね。いくら腹に据えかねることがあったからといってこれはないだろうと思いますよ。
貰った方は、カチンとくるだろうし、事実、人事部長は
「こんなもの受理しないぞ!」
と、カンカンだったんだそうです。
すったもんだもありましたが、退職金も貰って、辞めることができました。
辞めるときにケンカしてどうするの?
ケンカするなら、辞めてからでしょ?
ばかでした。いまだに反省しきりです。
冒頭の写真ですが、ぼくの座右の銘の一つです。
「言葉というものは、子供のように自分の感情をあらわに出すためのものではなく、話す相手によい印象を与え、ー あるいはわざと、怒っていることを見せ ー 自分にとって得になるようにするためのものである」 岡崎久彦大使 :陸奥宗光、文庫版下436頁。
まさにその通り。
「退職の通知だ!バーン!」
なんて鼻息荒くしても、全然得にならない。
大反省であります(u_u。)
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