〜 ハリセンボンのおびれ ・旅芸人 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

ルールは変わる

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以前バレーボールの試合を見ていて、あれ?っと思ったんです。

ルールが変わっている。

 

ぼくは「サインはV」の世代で、范文雀のジュン・サンダースに胸をときめかせた小学生だったからね、六人制バレーボールのルールには詳しかったのよ。

最近のバレーボールはルールが変わったんだね。そもそも15点じゃないし。

 

ルールは変わるんだよ。

 

学校に行ってるときのルールは、先生がいて教育や受験のシステムがあって、決められた正解があって、その正解に向かう努力と結果に対して評価がされる。

要するに、試験で良い点数が取れれば、褒められる。丸ばつ式であろうが、マークシート方式であろうが、記述式であろうが、課題論文であろうが、誰かが採点・判断するんだ。



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社会に出たのか、あるいは、会社に入ったばっかり、仕事をしてお金をもらい始めたころ、そのころはまだ学校のルールがそのまま続いている気がしていた。でもね、神様だか悪魔だかはしらないけど、ちょいちょいとヒントを出してくれる。

 

おい、お前、ルールは変わってるんだよ、今までお前がいた世界のルールって、今じゃ通用してないんだよって。

ヒントはね、無理を言う取引先、飯ばかり奢らされて付き合ってくれない女、理不尽な上司、かげで悪口を言っている友達のふりをした男、嘘をつき告げ口をする同僚、電話で怪しげな取引を勧めるセールスマン、金を貸してくれ保証人になってくれっていう幼馴染。そんな形でヒントが出されるんだ。もっともっといっぱいあるね。

正解があって、点数を取れば褒めてもらえるわけじゃない。

 

もちろん、ぼくも同じように無理をいい理不尽に自分勝手にふるまい、別れ話を切り出し、嘘をついて悪口を言い、告げ口もした。

世の中は、公正でも寛容でも正直でもないんだよ。安全じゃないんだ。

そういうのが本当のルールなんだ。

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とはいえ、現在の日本というまだまだルールや規律の行き届いている世界にいるぼくは、本当に本当の「人間」のルールは到底わからないかもしれない。

それは幸せなことかもしれないな。いつでもピストルやナイフを持っていないとぶっそうで街を歩けない、ってわけじゃないしな。

 

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