〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

職場に友達はいらねーよ!

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以前、友人(男性・20代半ば)と飲んでいたんです。彼とぼくとは仕事の関わりはないし、ぼくは彼よりもそーとー年上なんで気を許してくれたのか、いろいろホンネ(?)を語ってくれました。


「仕事は面白いんですけど、人間関係が面倒くさいっすね......」

うんうん。そうなんですよ。早くも悟ったか...... うんうん。


「職場に友だちはいらないっすよ! 地元には仲間はいっぱいいるし」

そこまで言っちゃうかな。ぼくは20代から30代半ばの頃は、同期とか二、三年の先輩後輩は、みんな「仲間」だと思って仕事していました。下手すりゃ、上司だって仲間ですよ。もちろん職場は仲良しクラブじゃないとは思ってますけど、今の若い人たちは、同期入社とか、「仲間」って思わないのでしょうか?



「ほら、おれ、1社目はバイトからの採用でしょ、そのあとすぐに第二新卒ってか、転職して会社変わったしで、いまの職場、同期とかいないんす」

 

あ、そか。

 

「昼飯とかも、一人で行きますよ。一緒にどっかっで飯食うなんて、めんどくせぇし」

 

そだね、お昼はぼくも一人で食べたいな。でも、たまには誰かと食べるのも楽しいけどね。

 

「ほら、『男子、イシキをまたげば、七人の小人(こびと)がいる』っていうでしょ!?」

 

?... イシキではないよ。彼女のお尻をまたいでどうすんの。シキイ、敷居です。それに、「七人の小人・こびと」じゃなくて「七人の敵(てき)」ですから。しかもこのフレーズ、「美味しんぼ」の山岡のギャクだろ!

 

......職場の人と飲みにとかは行かないの?

「誘われれば、行きますよ。合コンとかもあるし〜。そんなのまで断るほど、変人じゃないす」

 

逆に飲みにはいかないけど、昼飯は一緒に行く方が普通なのではないかと思いましたが、まあ、日本は自由の国だ。いろんな意見があるのは認めます。

 

「とにかく、会社に友人や仲間はいらないっす。またいつ辞めっか、わかんないっすしね〜」

 

すげー、強いな、こいつヽ(´▽`)/

 

ぼくはここまで割り切れないです。だからだめなんだな。

 

©️ 朽木鴻次郎
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