〜 ハリセンボンのおびれ 〜

生活と愉しみ そして回想・朽木鴻次郎

ロティーチキン & ジャッキータコス(Roti Chicken & Jackie Tacos)・タコスうめえ!

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もう開店して3年になるんですって、この「ロティーチキン & ジャッキータコス(Roti Chicken & Jackie Tacos)」さん。
 
タコス・メキシカンは大好きなので、先日お休みをいただいたお昼に行ってきましたヽ(´▽`)/  正午の少し前に行ったんですが、すでに何組もお客様が。二階に通されました。人気店なのでしょう。
 
 

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1000円のランチセット。
 
まずはの前菜はアボカドディップのトルティーヤチップ、万願寺とうがらし、ニョッキ。
で、平日ですが、ぼくはお休みなのでね、+300円でドリンクをビールでお願いしました。
 
       ビアなくて なんのおのれがメキシカン
 
 

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メインはタコス三種類(選べる)のランチプレート。
右から、ビーフ、ポーク、チキンのタコスです。後350円ぐらいで追加タコスは頼めるみたいですけど、三つで十分だと思う。
 
若い男性ならもう一個ぐらいいけるかな?
 
サラダはたっぷりです。実に美味しいし、栄養のバランスもいい感じ。
 
すんげー、うめぇえええ!
 
 

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デザートもついてる。なんかのゼリー。忘れちゃったヽ(´▽`)/ 
 
 

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ランチメニューです。ぼくはドリンクをビールにしましたので、+300円。それでもリーズナブルだと思いますよ。字がちいちゃくてごめんなさい。クリックするとポップアップするから拡大してね。メニューは時々で変わるかも、です。

 

ディナータイムももちろんやっていて、大勢でのパーティなんかに向いてる感じでした。お子様が大きければ、ご家族でワイワイ行くのもいいかもね。

 

場所はこちら。烏丸高辻の東側、セブンイレブンの角を東に曲がって、すぐ北に行く路地を北に上がる。

 

 

 

その「北に行く路地」ってちょっとわかりにくいんですけど、こちら。

 

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このせまい路地に入ってすぐ左側がタコスのお店。

道なりに行くと仏光寺までつながっています。

 

ランチはタコスだけじゃなくて、ローストチキンプレートもあるみたいで、ご飯もおかわりできるみたいっす。

今度はタコライス、食べたいなぁ!

 

 

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満州国演義・船戸与一、全9巻・読了

 

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読了しました。全9巻。大迫力です。

++++++++++

日本は、力がないくせに、負けるに決まっている無謀な戦いを始めたあげく叩きのめされたのではない。力が欲しくて、力を求めて、力を持ったあげく、その力を持て余し、制御できなくなってもはや取り扱うことができなくなった結果だ。

ここでいう「力」とは単に軍事力のことだけではない。

それが読後のなんともやるせないぼくの感想です。

 

 

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船戸与一の小説は初めて読みました。えっとね、ここで書評をするつもりはないです。できないし。

 

 

戦争。革命。叛逆。狂気。弾圧。謀略。抗命。破壊。哄笑。落胆。敗残。抑留。幕末維新時に巣立ちした日本の民族主義が明治期に飛翔し続け、第一次大戦後の国内外の乱気流に揉まれて方向感覚を失い、ついにはいったんの墜死を遂げるのだ。(略)書きながら痛感させられたのは小説の進行とともに諸資料のなかから牧歌性が次々と消滅していくことだった。

 上は第9巻(最終巻)末尾の作者のあとがきから抜粋です。これを書き終えて船戸与一は死んでしまった。これを書き終えるまで死ねなかったらしいです。

 

「第一次大戦後の国内外の乱気流に揉まれて方向感覚を失い、ついにはいったんの墜死を遂げるのだ」

長大な全巻を凝縮するとこの一文に尽きると思う。

 

 

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舞台は広いので、ちゃんと地図で確認しながら読み進めていかないとよくわからなくなる。丁寧にゆっくり読んで行ったら、一ヶ月半かかりました。

 

写真の上は、第1巻(1928年・S3)の巻頭の参考地図。奉天(現・瀋陽)と満州(現・中国東北部)の地図です。それが第8巻(1942年・S17)、写真の下の本ですが、その巻頭参考地図の版図のなんと大きいこと。

まさに日本は方向感覚を失っている。自分が得たモノを保持できなくなっている。保持できないほどのモノを欲して、それを得たのち、取り扱えなくなってしまっている。

 

しかも、本当にその「モノ」が欲しかったのかというとそうではなくて...

実はその「モノを得る」という行為を達成することで、自分の正しさや能力の確認、賞賛、顕示欲、そういったものを満足する・満足させたいという衝動が本当の動機だったのではないかとさえぼくは思う。

 

 

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この「満州国演義」では、塘沽協定が結ばれる1933年・第3巻ぐらいまでは、青龍撹把の敷島次郎を中心にある意味爽やかにも読めるのだが......

 

書きながら痛感させられたのは小説の進行とともに諸資料のなかから牧歌性が次々と消滅していくことだった。

 

当然、小説を彩るフィクション・ノンフィクションのエピソードにもある種の爽快感が徐々に失われて行く。

 

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作者は、物語の最後に、登場人物の一人に、こう語らせている。

いまや古典となったクラウゼビッツの戦争論の一節、「戦争とは他の手段による政策の延長である」*1という言葉では纏めきれない。総力戦構造、兵器と戦術の劇的変化、開戦理由の合理性。この三つが整理整頓されることはまずありえないと思う。

(新潮文庫版・第9巻・75頁)

 

戦争は理性的に整理されることがあり得ないという諦念は、実に身も蓋もない。

しかし、腑に落ちる。

 

++++++++++

 

最近は老眼が進んだので、あまり、本、特に新しい小説が読めなくなったな...と思っていたら、まだまだ読めましたヽ(´▽`)/ 

 

*1:クラウゼビッツの名言の定訳は上記であるが日本語として実にわかりにくい。その意といえば「戦争とは政策遂行の一つの手段に過ぎない」というほどのものである。

本当にあったジムでの話・第二夜?

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今日ご紹介するのは、ジム歴が長いワタクシが先日実体験した、またまた怖いこわ〜いお話です。

良い子は寝る前に読まないでね。トイレにいけなくなっても知らないよ。

***   ***   ***

...それは、いつも参加しているとあるスタジオレッスンに参加したときのことです。

ぼくは、レッスン開始前にスタジオでジム友とたわいない話をしていました。そのレッスンは平日の昼間という時間帯のせいもあるのでしょうか、ガラガラではないものの、あまり参加人数は多くはありません。

 

皆さん好きなところに陣取ります。

 

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スタジオの鏡で自分のフォームを確認したいので、前の方、そしてレッスン後に用具の片付けが便利なようにと、やや端の方で準備をしながら、ジム友と話をしていたのでした。

と、そのとき......

 

「あの、すみません!」

 

後ろから声をかけられました。50代半ばの私と同年輩、いや、5ー10歳はお姉さんな女性会員の方でした。ぼくはジム歴も長いものですから、知り合いかなとも思ったのですが、そうでもないようです。

... なんでしょうか?

笑顔で対応しました。

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「あんたがそこにいると、私、カガミがみえないから、横に退いてくれる?」

 

えええ? どけってこと?

その人の場所はと見ると、広いスタジオの最後方で、まわりにそんなに人はいませんでした。どうやらその方は、ぼくよりは先にその場所には来てはいたみたいです。

 

「あんた、私より後に来たんやし!」

 

彼女の顔には;

「 I wanna TROUBLE ! 」    (わかりやすい意訳:かかってこいや!)

と書かれていたのを瞬時に読み取りました。

 

はいはいはい! こっちにズレますね〜♪(´ε` )

 

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隣にいたジム友のTちゃんにはちょっとだけ近づきすぎることになっちゃいましたが、彼も状況判断に長けています。一瞬の当惑ののち一緒にズレてくれました。

 

長いジム歴ですが

 

「あんたジャマや」

 

と言われたのは、これが二回目です。どちらも女性で、50代から60代のお姉さまでした。

 

あー、怖かった(*´Д`*)

 

おれ(50代男性)が怖いくらいだから、もし若い女性ならもっと怖いだろうなぁ。

 

ジムは楽しく身体を鍛えてストレスを発散させる場です。ジムでストレスを溜める必要はありません。どちらが正しくて、どちらが悪い、そんなことはないのです。

でもね...

怖かったよぉ〜!


後日談:

この話をジム友の女性(ぼくと同年輩)にしたところ...

「そのくらいのこと、よくあるよくある、当たり前ですよ。クチキさんは男性だから経験がないのかもしれないですけど、怖〜いオネーサマは沢山いますよ!」

だって! 

 

...もっと怖い...

 

先日ご紹介した、本当にあったジムでの話、第一夜? はこちら。

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